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園からの発信

こども大綱59

2024/06/05

3 子育て当事者への支援に関する重要事項

核家族化の進展や地域のつながりの希薄化など家庭をめぐる環境が変化している中で、祖父母や近隣の人から、子育てに関する助言や支援、協力を得ることが難しい状況にある。また、少子化が進行する中で、こども・若者にとって、乳幼児と触れ合う機会が減少しているとの指摘もある。

子育て当事者が、経済的な不安や孤立感を抱いたり、仕事との両立に悩んだりすることなく、また、過度な使命感や負担を抱くことなく、健康で、自己肯定感とゆとりを持って、こどもに向き合えるようにすることが、こども・若者の健やかな成長のために重要である。

これらを踏まえ、以下の施策に取り組む。

 

子育て世帯への経済的負担軽減、家庭支援などこれまでも行われてきたのですが、効果は少ないと思われます。子育てに経済的負担があってはならないし、現代の子育て事情に沿った支援が必要なのです。さらにこれまで、育児と仕事の両立として、仕事の時間が優先され、保育施設の延長保育を長くすることや土曜日も含め長時間の開所が求められてきましたが、これでは家庭の負担軽減にはならなかったと指摘されています。根本的な子育て時期の就労時間を考え、キャリア形成に不都合を起こさない、職場の体制などの確立が先のような気がします。これだけICTが普及してきたことも含め、今一度働きながら子育てをすることを捉え直して欲しいと考えます。仕事と育児の両立とは、を考えて欲しいですね。

 

こども大綱58

2024/06/04

(悩みや不安を抱える若者やその家族に対する相談体制の充実)

子ども・若者総合相談センターなど、ニートやひきこもりの状態にあったり、進路や人間関係等に悩みや不安を抱えていたりする若者やその家族に対する相談体制の充実を図る。

進学や就職、人間関係について悩みや不安を抱えたり、誰にも相談できず孤独やストレスを感じたりするなど、こころのSOSサインに気づいた時の対処の仕方をはじめ、こころの健康や病気、相談支援やサービスに関する情報等について学生を含む若者に周知する。

悩みや不安を抱える友達を相談支援やサポートにつなげることができるよう情報等を周知する。

 

子ども・若者への相談はいち早くできる体制、周知が必要です。相談先の担当者の受け止めも大切です。何度か指摘しましたが、大人の中には「それぐらい」とか、「どうして」とその方の私観によって対応も違い、救えるものも救えないこともあります。すべてを受け入れる、次につなぐだけでなく寄り添い、子ども若者の意思を尊重してアドバイスを頂く体制って本当に必要なのです。相談に電話してもつながらない、メールしても理解してくれないなど、置かれた状況をしっかりと把握してくれる体制を国や自治体は整備する必要があります。もちろん相談者の理解度や寄り添う姿勢で救えるかどうかなのですから。周知はもっと大々的にして欲しいものです。また、相談しようと思うだけでも相当なハードルだということも理解しなければなりません。SOSに気づく大人の感性も必要です。ところが子どもが苦しい状況に遭遇したとき、周りの大人が批判をしたり、面白おかしく批判したり、責めるようなことをすべきではないのです。時々そのような光景を見聞きしてしまいます。人として恥ずかしい行為です。そのことがいじめや人を排他する行為の助長だということなのですが。

 

こども大綱57

2024/06/03

(結婚を希望する方への支援、結婚に伴う新生活への支援)

結婚の希望が叶えられない大きな理由としては、経済的事情や仕事の問題などのほか「適当な相手にめぐり会わないから」であり、多くの地方公共団体等において行われている出会いの機会・場の創出支援について、効果の高い取組を推進し、より広域での展開、官民連携、伴走型の支援を充実させる。

結婚に伴う新生活のスタートアップへの支援を推進する。

 

めぐり合わないからも理由ですが、結婚しようと思えないこともあるのではないでしょうか。まずもって経済的な理由です。若者本人の経済力が充実しているかどうかは大きな課題ではないでしょうか。自分自身が十分な収入が確保できているかどうかや生活をしていくうえで十分な経済力なのかどうかについてももっと理解をして欲しいですね。なぜそうなのか。希望をもって一生懸命に働き十分な収入が得られ、将来に不安がないのでなければ結婚ということに踏み切れないのではないでしょうか。その上で、若者がやりたい仕事、やってみたい仕事を応援する体制や支援、もちろんそのことを学生時代から実感できるよう見えることも大切ではないでしょうか。

 

こども大綱56

2024/05/31

(就労支援、雇用と経済的基盤の安定のための取組)

就職活動段階においては、マッチングの向上等を図ることで、不本意な早期離職を抑制しながら、キャリアの早い段階から新規学卒就職者等が集中的に職業経験を積んで、その後のキャリア形成のための基盤となる職業能力を培うことができるよう支援を行う。離職する若者が早期に再就職し、その持てる能力を発揮できるよう、キャリア自律に向けた支援を行う。また、ハローワークや地域若者サポートステーション等による若者への就職支援に取り組む。

全国どの地域に暮らす若者にとっても、経済的な不安がなく、良質な雇用環境の下で、将来への展望を持って生活できるよう、地方創生に向けた取組を促進する。特に、地方から若者、中でも女性が都市部に流出していることを踏まえつつ、地方において若者が活躍できる環境を整備することが必要であり、地方における分厚い中間層の形成に向けて、国内投資の拡大を含め、持続的に若い世代の所得が向上し、将来に希望を感じられるような魅力的な仕事を創っていくための取組を支援していく。

大きな社会経済政策として、最重要課題である「賃上げ」に取り組む。新しい資本主義の下、持続的な成長を可能とする経済構造を構築する観点から、「質の高い」投資の促進を図りつつ、「成長と分配の好循環」(成長の果実が賃金に分配され、セーフティネット等による暮らしの安心の下でそれが消費へとつながる)と「賃金と物価の好循環」(企業が賃金上昇やコストを適切に価格に反映することで収益を確保し、それが更に賃金に分配される)という「2つの好循環」の実現を目指す。

「一人ひとりが自らのキャリアを選択する」時代となり、働き方が大きく変化する中で、労働者の主体的な選択による職業選択や労働移動が、企業と経済の更なる成長につながり、構造的賃上げに資するものとなるよう、リ・スキリングによる能力向上支援、個々の企業の実態に応じた職務給の導入、成長分野への労働移動の円滑化という三位一体の労働市場改革を加速する。

賃上げの動きを全ての働く人々が実感でき、将来への期待も含めて、持続的なものとなるよう、L字カーブの解消などを含め、男女ともに働きやすい環境の整備、「同一労働同一賃金」の徹底と必要な制度見直しの検討、希望する非正規雇用労働者の正規化を進める。いわゆる「年収の壁(106 万円/130 万円)」については、壁を意識せずに働くことが可能となるよう、取り組む。

 

まずもって若者自体が減り、各企業や事業所においての採用に苦慮がある。どの業界も同じです。時代をリードするような業種には人も集まりますが、医療・介護・福祉といった分野では高齢化や少子化もあり、被介護者や医療を必要とする方々の支援には絶対的人材不足が続いています。だからこそ医療介護福祉を志す若者や興味を持つ若者に対してしっかりと受け入れるためのインターンシップ、キャリア形成、何よりこの分野については国民の生活や命に関わる分野であり、国においても従事者の処遇の飛躍的な向上を願うものです。質の確保ができて初めて充実した医療福祉介護を国民が受けることができるのではないでしょうか。

 

そら豆とじゃがいも

2024/05/30

園庭横の畑ではジャガイモが大きく成長しているようです。先日、試し掘りをしてみました。

そろそろ収穫を迎えたようです。後日、全園児でじゃがいもを掘り行うこととします。どこかへ出かけての野菜の収穫ではなく、園に隣接する畑での野菜の収穫はできるのもまんごく保育園の特徴です。食育に繋げます!

尚、本日は成長して収穫を迎えた「そらまめ」の収穫を行い、「そらまめプロジェクト」を行う予定です。そら豆の収穫を行い、実りを喜び、関連の絵本などを読んだり、アトリエの活動として水彩画を行ったり、最後はおいしくいただきます。

 

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