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園からの発信

子どもの成長54

2026/05/28

お茶に多く含まれるL-テアニンが睡眠の質を改善し、日中のパフォーマンス低下を軽減する可能性

睡眠時間への影響

7件の研究で主観的な睡眠時間への影響が検討されており、いずれも単独では有意な影響がみられず、メタ解析の結果も非有意だった(SMD=0.02〈-0.14~0.18〉)。研究間の異質性は認めなかった(I2=0%)。

7件の研究では、客観的な手法で睡眠時間への影響が検討されており、有意な影響を報告した研究はなく、メタ解析の結果も非有意だった(SMD=5.91〈-8.08~19.91〉)。研究間の異質性は認めなかった(I2=0%)。

日中の機能障害の程度

9件の研究で日中の機能障害のスコアへの影響が検討されており、4件はL-テアニンによる有意な改善効果を報告しており、メタ解析の結果も有意であって、研究間の異質性も認められなかった(SMD=0.33〈0.16~0.49〉、I2=0%)。

総合的な睡眠の質への影響

12件の研究で総合的な睡眠の質への影響が検討されており、2件はL-テアニンによる有意な改善効果を報告しており、メタ解析の結果も有意であったが、研究間の異質性が高かった(SMD=0.44〈0.04~0.84〉、I2=83%)。

有用性が示されたが、L-テアニン単独での効果の検証が必要

このほか、有害事象については頭痛や消化器症状などが報告されていたが、いずれも医師の診察を受けることなく軽快していた。

 

論文の結論は、「得られた結果は、L-テアニンが入眠潜時、日中の機能障害、睡眠の質の改善に役立つ可能性を示唆している」とまとめられている。ただし、他の成分との組み合わせで影響を評価した研究が11件と多く存在していたことから、「“純粋(pure)な”L-テアニンの効果を検証するための研究が不足している」との付記もなされている。

 

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