子どもの成長53 2026/05/27 お茶に多く含まれるL-テアニンが睡眠の質を改善し、日中のパフォーマンス低下を軽減する可能性 日中の機能障害の抑制などの有意な影響を確認 入眠潜時への影響 10件の研究で主観的な入眠潜時(就床から睡眠に入るまでの時間)への影響が検討されていた。いずれも単独では有意な影響がみられなかったが、メタ解析の結果、L-テアニンによる入眠潜時の短縮が示された(標準化平均差〈standardized mean difference;SMD〉=0.15〈95%CI;0.01~0.29〉)。研究間の異質性は認めなかった(I2=0%)。 7件の研究では、客観的な手法で入眠潜時への影響が検討されていた。有意な影響を報告した研究が1件あったがメタ解析の結果は非有意であり、また研究間の異質性が高かった(SMD=0.13〈-7.96~8.22〉、I2=73%)。 睡眠効率への影響 7件の研究で主観的な睡眠効率(就床時間に占める睡眠時間の割合)への影響が検討されていた。いずれも単独では有意な影響がみられず、メタ解析の結果も非有意だった(SMD=-0.09〈-0.29~0.10〉)。研究間の異質性は認めなかった(I2=0%)。 7件の研究では、客観的な手法で睡眠効率への影響が検討されていた。有意な影響を報告した研究はなく、メタ解析の結果も非有意だった(SMD=0.18〈-0.04~0.40〉、I2=15%)。 睡眠障害の程度 8件の研究で主観的な睡眠障害のスコアへ影響が検討されており、2件はL-テアニンによる有意な改善効果を報告していたが、メタ解析の結果は非有意であり、また研究間の異質性が高かった(SMD=0.31〈-0.06~0.68〉、I2=72%)。 8件の研究では、客観的な手法で睡眠障害への影響が検討されており、有意な影響を報告した研究はなく、メタ解析の結果も非有意だった(SMD=2.54〈-1.11~6.19〉、I2=3%)。