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2024年 4月

こども大綱25

2024/04/15

(こどもまんなかまちづくり)

こどもや子育て当事者の目線に立ち、こどものための近隣地域の生活空間を形成する「こどもまんなかまちづくり」を加速化し、地域住民の理解を得た上で、こどもの遊び場の確保や親同士・地域住民との交流機会を生み出す空間の創出などの取組を推進する。子育てにやさしい住まいの拡充を目指し、住宅支援を強化する。

(こども・若者が活躍できる機会づくり)

こども・若者が、一人一人異なる長所を伸ばし、特技を磨き、才能を開花させ、世界や日本、地域社会の未来を切り開いていけるよう、異文化や多様な価値観、我が国の伝統・文化への理解、チャレンジ精神、外国語によるコミュニケーション能力を育成する教育や教養教育、留学生の派遣・受入れ、国内外の青少年の招聘・派遣等を通じた国際交流を推進する。

持続可能な社会の創り手として活躍できるよう、持続可能な開発のための教育(ESD)を推進する。

理数系教育やアントレプレナーシップ教育(起業家教育)、STEAM教育等を推進し、イノベーションの担い手となるこども・若者や若手起業家等を育成する。

特定分野に特異な才能のあるこども・若者について、その抱える困難に寄り添いつつ、特異な才能を一層伸ばすことができるよう、大学、研究機関、地域の民間団体等の連携・協働の下、応援する。

在留外国人のこども・若者や海外から帰国したこどもについて、就学支援や適応支援、日本語指導等、個々の状況に応じた支援を推進する。

 

こどもまんなかのまちづくりの一つに「プレイパークの活用」も一つかと思います。季節的な設置の施設や年中常設の施設もありますよね。もちろん遊ぶだけでなく、どう遊び場確保し、構築するか、どう計画して進めるか。こういったことへの関心も地域の理解が必要ですね。

異文化、多様な価値観、起業家教育、海外からの子どもも含めたグローバル社会対応も必要かもしれません。海外企業の参入でのインターナショナルスクールとか話題になっていますが、ここに記載されたことが大切であって、通うことでイニシアチブが取れることでもないように感じます。そこで何をするか。そこでなくとも社会でできるまちづくり、社会づくり、考えの成就が先のように思います。

 

こども大綱24

2024/04/12

(2)多様な遊びや体験、活躍できる機会づくり

(遊びや体験活動の推進、生活習慣の形成・定着)

遊びや体験活動は、こども・若者の健やかな成長の原点である。例えば、こどもが遊びに没頭し、身体の諸感覚を使い、自らの遊びを充実、発展させていくことは、言語や数量等の感覚などの認知的スキルや、創造力や好奇心、自尊心、想像力や思いやり、やり抜く力、折り合いをつける力などの社会情動的スキルの、双方を育むことに加え、多様な動きを身に付け、健康を維持することにつながる。ひいては生涯にわたる幸せにつながる。こういった遊びや体験活動の重要性、学びへのつながりや、その機会を保障することの重要性を改めて認識した上で、国や地方公共団体、地域、学校・園、家庭、若者、民間団体、民間企業等が連携・協働して、こども・若者の全てのライフステージにおいて、年齢や発達の程度に応じて、自然体験、職業体験、文化芸術体験など多様な体験・外遊びを含む様々な遊びができるよう、青少年教育施設の充実を含め、地域資源も生かした遊びや体験の機会や場を意図的・計画的に創出する。地域や成育環境によって体験活動の機会に格差が生じないよう配慮する。

こどもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で不可欠なものであり、家庭、地域、学校・園等における取組を推進する。こどもが基本的な生活習慣を身に付けることができるよう、家庭、学校・園、地域、企業、民間団体等の協力を得ながら、全国的な普及啓発を推進する。

 

子どもの遊びや体験がその後の成長においての原点としつつも、昔と違って公園でキャッチボールでもしようとするとすぐ苦情が出ますよね。さらには公園での遊びも「やれ危険だ」といった声がすぐに上がってしまうのも現状です。自然体験や就業体験とうとうと上がってはいますが、そのことをやる場所の確保も必要なのですが自治体によってはないに等しいところもありますよね。どうやって経験や体験をする場所を確保するかも大切な要素です。以前ドイツに研修に行った際にはこういった子ども主体の自然遊びや体験のできる施設を見学させていただきました。

熊本でも・・・・・!!

<号外2>卒園児が来てくれました!

2024/04/12

4/11小学校の入学式が行われた後、卒園児が保育園に入学のあいさつにランドセルを背負って来てくれました。子ども達のこれからを保育園からもしっかり見守っていきたいと思います。いつでもおいで!

<号外>タケノコ掘り

2024/04/12

4月6日に入園式を行い、今週はまんごく保育園ならではの活動が始まりました。

まずは「タケノコ掘り!」です。前の週に保護者にボランティアをお願いし、子ども達がタケノコ堀ができるよう整備をして頂きました。倒れた竹を切り、活動できるように整えて下さいました。お父さんたち!ありがとうございました!子ども達が様々な活動ができるように協力してくださいました。

さくら組とひまわり組で掘りに行き、皆でタケノコの皮をむいた後試食しました!

 

 

こども大綱23

2024/04/11

1 ライフステージを通した重要事項

特定のライフステージのみでなくライフステージを通して縦断的に実施すべきものとして、また、全てのライフステージに共通する事項として、以下の施策に取り組む。

(1)こども・若者が権利の主体であることの社会全体での共有等

全てのこども・若者に対して、こども基本法の趣旨や内容について理解を深めるための情報提供や啓発を行うとともに、こどもの権利条約の認知度を把握しつつその趣旨や内容についての普及啓発に民間団体等と連携して取り組むことにより、自らが権利の主体であることを広く周知する。こどもの教育、養育の場においてこどもが自らの権利について学び、自らを守る方法や、困難を抱える時に助けを求め、回復する方法を学べるよう、こどもの権利に関する理解促進や人権教育を推進する。

いじめ、体罰・不適切な指導、児童虐待、性暴力等、こどもの権利侵害を許さないという意識を社会に浸透させるとともに、困難を抱えながらもSOSを発信できていないこども・若者にアウトリーチするため、こども・若者やこども・若者に関わり得る全てのおとなを対象に、人権に対する理解を深め人権尊重の意識を高める人権啓発活動を推進する。

保護者や教職員、幼児教育・保育や青少年教育に携わる者などこどもや若者の健やかな育ちや子育て当事者の支援に携わるおとなへの情報提供や研修等を推進し、また、広く社会に対しても、こども基本法やこどもの権利条約の趣旨や内容について広く情報発信を行うことにより、こども・若者が権利の主体であることを広く社会全体に周知する。

こどもの権利が侵害された場合の救済機関として、地方公共団体が設置するオンブズパーソン等の相談救済機関の実態把握や事例の周知を行い、取組を後押しする。

 

世界と比べるとまだまだ日本においては閉塞した国のように思えてしまうことも多いですよね。特に子どもの権利においては長い期間大人が子どもを支配するといった考えや大人が偉くて子どもは従う立場、さらには男尊女卑といった傾向があったのは事実です。世界を見渡し子どもや女性の人権や権利はようやく根付ける時代になったと思われますが、これまでとは少し違った子どもの貧困、虐待やいじめにおいても形態が社会背景によって変わってきています。様々なケースに対応する公的機関の役割にも期待ですし、そもそもの子どもも権利や子どもを守るといった社会が広く浸透することを願うところです。

 

 

 

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