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園からの発信

5月も半ば

2024/05/15

5月も半ばとなりました。気持ちのいい天気が続いています。風も通り、1年でもとても過ごしやすい時期ですね。ただし、紫外線の量も増える時期とされていますので帽子をかぶるなど気を付けて活動を行いたいと思います。園ではプランターで色とりどりの花や野菜の植え付けをしています!バラも鮮やかです。

 

こども大綱44

2024/05/15

(2)学童期・思春期

学童期は、こどもにとって、身体も心も大きく成長する時期であり、自己肯定感や道徳性、社会性などを育む時期である。自らのことを客観的に捉えられるようになり、善悪の判断や規範意識を形成するとともに、集団生活で様々な課題に直面する中で、自らの役割や責任を自覚し、友人関係や遊びを通じて協調性や自主性を身に付ける。学童期のこどもが、安全・安心が確保された場で、小さな失敗も経験しながら、直面した課題に全力で取り組んで達成する成功体験を重ね、自己肯定感を高めることができる環境を整えていくことが重要である。

思春期は、性的な成熟が始まり、それに伴って心身が変化し、自らの内面の世界があることに気づき始め、他者との関わりや社会との関わりの中で、自分の存在の意味、価値、役割を考え、アイデンティティーを形成していく時期である。一方で、自己の存在に対しての様々な葛藤を抱えたり、学業や家族・友人との関係や恋愛などに悩んだりする繊細な時期でもある。思春期のこどもが、自己肯定感を高めることができ、成育環境などを理由に自らの進路の選択が制約されることがないよう支えていくことが望まれる。これらを踏まえ、以下の施策に取り組む。

 

主旨となっているこのことの実現のためには公教育の充実が必要です。これまでの研究や実践で培われたことから、学齢期の子どもの姿を捉えています。これらのことは教え込まれて学ぶものでもなく、学びとは自ら興味を持って取り組みながら行われることとの根底があります。自らの自己肯定感を高めること、他者との関わり、自己葛藤しながら周りから支えられ成長していくものとしています。

 

こども大綱43

2024/05/14

(こどもの誕生前から幼児期までのこどもの成長の保障と遊びの充実)

家庭、幼稚園、保育所、認定こども園、こどもの育ちに関する関係機関、地域を含めたこどもの育ちを支える場を始めとして、社会全体のすべての人と共有したい理念や基本的な考え方を示す羅針盤である「幼児期までのこどもの育ちに係る基本的なヴィジョン」を策定し、これに基づき、社会の認識の共有を図りつつ、政府全体の取組を強力に推進する。これにより、こどもの心身の状況や、保護者・養育者の就労・養育状況を含むこどもの置かれた環境等に十分に配慮しつつ、こどもの誕生前から幼児期までの育ちをひとしく、切れ目なく保障する。

待機児童対策に取り組むとともに、親の就業の状況にかかわらず、特に3歳未満児の子育て当事者が地域の中で孤立しないよう、認定こども園、保育所、幼稚園、地域子育て支援拠点など地域の身近な場を通じた支援を充実する。幼稚園、保育所、認定こども園のいずれにも通っていないこどもの状況を把握し、必要な教育・保育、子育て支援サービス等の利用につなげていく。あわせて、病児保育の充実を図る。

幼児期の教育・保育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであることから、幼稚園、保育所、認定こども園の施設類型を問わず、安全・安心な環境の中で、幼児教育・保育の質の向上を図ることを通じて、障害のあるこどもや医療的ケア児、外国籍のこどもをはじめ様々な文化を背景にもつこどもなど特別な配慮を必要とするこどもを含め、一人一人のこどもの健やかな成長を支えていく。

地域や家庭の環境にかかわらず、全てのこどもが、格差なく質の高い学びへ接続できるよう、学びの連続性を踏まえ、幼保小の関係者が連携し、こどもの発達にとって重要な遊びを通した質の高い幼児教育・保育を保障しながら、幼児教育・保育と小学校教育の円滑な接続の改善を図る。

こどもの育ちそのものと密接不可分な保護者・養育者支援が重要であり、保育士、保育教諭、幼稚園教諭等の人材育成・確保・処遇改善や現場の負担軽減、職員配置基準の改善を進める。

 

こどもの育ちを支える場として、就学前の施設の役割は重要なのです。だからこそここにも国は大きく財源を投入する必要があるのです。もちろん受け手側においても質の向上を常に行う必要もあります。常にアップデイトが必要です。そしてここに示されている「待機児童対策に取り組むとともに、親の就業の状況にかかわらず、特に3歳未満児の子育て当事者が地域の中で孤立しないよう、認定こども園、保育所、幼稚園、地域子育て支援拠点など地域の身近な場を通じた支援を充実する。幼稚園、保育所、認定こども園のいずれにも通っていないこどもの状況を把握し、必要な教育・保育、子育て支援サービス等の利用につなげていく。」ことを実現するために保護者の就労に関わりなく、定員割れの施設を活用し、0歳から2歳までの子どもが通える保育制度「誰でも通園制度」を始めるのです。

 

薔薇

2024/05/13

5月に入り園庭には薔薇の花が咲き、美しさに心癒されます。エントランスにも少しばかり飾ってみました。

花による癒しっていいですね。子ども達や保護者の皆さんはどう感じられるでしょうか。

 

こども大綱42

2024/05/13

(妊娠前から妊娠期、出産、幼児期までの切れ目ない保健・医療の確保)

不妊症や不育症、出生前検査など妊娠・出産に関する正しい知識の普及や相談体制の強化を図る。

出産費用(正常分娩)の保険適用の導入や安全な無痛分娩の推進など出産に関する支援等の更なる強化について検討を進める。

周産期医療の集約化・重点化を推進し、地域の周産期医療体制を確保する。周産期医療の関係者と成育過程にある者に対する医療、保健、福祉等の関係者等との連携体制の構築を図る。あわせて、里帰り出産を行う妊産婦への支援や、医療と母子保健との連携を推進する。

産後ケア事業の提供体制の確保や養育者のメンタルヘルスに係る取組を進めるなど、産前産後の支援の充実と体制強化を行う。

児童福祉と母子保健の一体的な相談支援等を行うこども家庭センターにおいて、産前産後から子育て期を通じた切れ目のない継続的な支援を提供できる体制を構築する。妊娠期から、身近な場所で相談に応じ、多様なニーズに応じた支援につなぐ伴走型相談支援と経済的支援を一体として実施する「出産・子育て応援交付金」の継続的な実施に向けての制度化の検討を進め、着実に実施する。

予期せぬ妊娠等に悩む若年妊婦等が必要な支援を受けられるよう、乳児院や母子生活支援施設、NPOなどの民間団体とも連携しながら、取組を進める。

乳幼児の発育・発達や健康の維持・増進、疾病の予防の観点から、新生児マススクリーニング等を推進する。また、これらの観点に加え、悩みを抱える保護者等を早期に発見し、相談支援につなげ、児童虐待の予防や早期発見にも資するよう、乳幼児健診等を推進する。

先天性代謝異常等を早期に発見する新生児へのマススクリーニング検査の拡充に向けた検証を進めるとともに、新生児聴覚検査など聴覚障害の早期発見・早期療育に資する取組を進める。

 

安心して生み育てようと若者が思うことです。これだけ出産や育児にお金がかかるのでは将来を不安にしか感じません。生まれた子どもの支援はもちろんですが、結婚出産子育てを安心してできる社会が望まれています。名目上の目の前の微々たる支援では少子化に歯止めはかかりません。もっともっと支援が必要なのです。若者の実態や何が不安なのか、ここにどうしてもこれまでの大人の考え、今の大人が育ってきた社会や環境から、「今の若者は」とか「俺たちのころは」とその感覚でしかものが言えない方には受け入れがたいことかもしれませんが、今の子どもの状況は大きく違うし、そもそも子どもの人権などあまり考えて来なかった時代から、学校教育や社会支援は大きく変わってきているのです。子どもを大切にしなければ、次世代を背負っていく子たちがいなくなるわけですから、少子化をしっかり考えましょう。

 

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