幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 66 2025/01/07 6.教育の質を保障するために必要な調査研究等 (2)目指す方向性 ①幼保小接続期の教育に関する調査研究 (ア)架け橋期のカリキュラムに基づく評価 ○ 幼保小の協働による架け橋期のカリキュラムに基づく評価に関しては、小学校学習指導要領に基づき設定した目標に照らして、子供の学習の実施状況についての学習評価を行う小学校と、3要領・指針において教育内容を発達の側面から5領域にまとめ、幼児期の子供の発達の状況を捉える幼児教育施設においては制度上の違いがあり、このような違いを越えた評価の在り方については、参考となる情報も少ないことから、国において調査研究を進めることが重要である。 目標を達成するとか、させることに主眼をおくのではなく、目標に対してどのような成長や学びが得られたかの個別の評価が大切ではないでしょか。集団やその年齢によって目標を達成させることとは、明治の学校教育が始まったころの学年別年齢別にさせる、やらせる、「仕込む」ことと同じです。子どもの人権や権利が求められる現代においてはずれないで欲しいですね。しかし今でもさせるやらせるが主眼の教育者もいることを踏まえ、時代やこれからの社会を見据えた教育が必要です。