シリーズ幼保連携型認定こども園 25 2023/11/20 1 乳幼児期の特性 (2) 乳幼児期の発育・発達 ③ 発達の特性 ○乳幼児期は、次第に園児が自分の生活経験によって親しんだ具体的なものを手掛かりにして、自分自身のイメージを形成し、それに基づいて物事を受け止めていく時期である。園児は、このような自分なりのイメージをもって友達と遊ぶ中で、物事に対する他の園児との受け止め方の違いに気付くようになる。また、それを自分のものと交流させたりしながら、次第に一緒に活動を展開できるようになっていく。 このことが「自立」だけでなく、「自律」をも取得していく過程です。他に気づくことができて折り合いをつけれるようにもなっていくと考えられます。もちろんわがまま、自己中心と捉えられることはこのことが育っていない、他との違いに気づかないことなのかもしれません。相手の気持ちがわかるようになるのは4歳頃ともいわれます。以前NHKでも放送されていたのですが、この相手も気持ちがわかるようになると、子どもは「うそ」をつくことができるとしていました。そのことから話を盛ったりすることにもつながるのでしょうね。