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園からの発信

子どもの成長93

2026/07/23

解析対象アスリートの特徴

この研究の解析対象は、カナダで実施された、スポーツに参加している思春期女子のボディーイメージとスポーツ経験との関連性に関する前向きコホート研究から抽出された。同研究の参加者数は518人で、参加者は2014~17年にわたり毎年、自己申告による調査に回答を求められた。本研究ではこの回答者の中から、2021年に行った追跡調査に回答した124人を対象に行われた。

124人のうち2人は調査において性別への回答を拒否し、1人はノンバイナリーと回答していたが、アスリートとしての経歴においては全員が女性として競技に参加していた。年齢は21.48±1.39(範囲19~25)歳で、61.0%は何らかのかたちで追跡調査時点でもスポーツを継続していたが、39.0%は既にスポーツから引退していた。また37.1%は学生、33.0%は就業中であり、4.8%は無職だった。

アスリート時代に行っていた競技は、サッカーが61.3%と多くを占め、他に水泳が11.3%、ホッケーが9.7%、体操が4.0%であり、その他に10種類の競技が挙げられ、いずれも3%未満だった。

体重関連の否定的なコメントを受けた体験の評価

青年期の体重関連の否定的なコメントを受けた体験については、以下の2項目の質問で把握した。

一つ目は「あなたの体重について否定的なコメントをどのくらいの頻度で受けたか」、二つ目は「次に挙げる人から体重を変えるように、どのくらいの頻度で勧められたか」であり、いずれも「全くなかった(never)」、「まれに(rarely)」、「時々(sometimes)」、「しばしば(often)」から選択してもらい、それぞれを0点、1点、2点、3点にスコア化して解析した。コメントを発した人としては、両親、対戦相手、チームメイト、コーチ、観客という選択肢を設けた。

上記の回答との関連性を検討した項目は、羞恥心、罪悪感、抑うつなどであり、それぞれ質問票を用いて評価した。

回答者の4人に1人は体重に関する否定的なコメントを受けた経験を報告

回答者のほぼ4分の3(73.4%)が、青年期に少なくとも1回、関係者から体重に関する否定的なコメントを受けた経験があると回答し、ほぼ半数(44.4%)がその経験の頻度を「時々」以上と回答した。否定的なコメントを発した人は、両親(44.4%)とコーチ(37.1%)が多かった。ただし、回答者の20%以上が、前述の選択肢の立場のすべてを、否定的なコメントを発した人物として挙げた。

さらに64.5%が少なくとも1回、関係者から体重を変えるように勧められたと回答し、39.5%がその頻度を「時々」以上と回答した。両親とチームメイトに減量を勧められたとする回答はそれぞれ52.0%、58.8%だった。

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