子どもの成長76 2026/06/29 十代の子どもの朝食の摂取頻度は生活満足度と関連 世界42カ国15万人超の調査 子どもの朝食摂取頻度が生活に対する満足度と関連のあることが、42カ国、15万人超の調査の結果、明らかになった。著者らは、「因果関係は依然として不明だが、子どもの朝食欠食を防ぐ取り組みの重要性が強調される」と述べている。 幸福感が著しく低下しやすい十代を対象に、朝食摂取頻度と生活満足度との関係を検討 複数の研究により、思春期には幸福感が著しく低下することが示唆されている。この変化には、生物学的な要因と心理社会的な要因が関係していると考えられている。他方、食習慣が若年者の生活満足度と関係していることが報告されており、なかでも朝食を抜くことが、抑うつやストレスの強さと関連しているとするエビデンスがある。それにもかかわらず、近年、多くの国で朝食をスキップする子どもたちの増加が報告されている。 この研究は、欧州、中央アジア、カナダで学校に通う思春期の子ども・若年者の健康に関する国際共同研究「Health Behavior in School-aged Children;HBSC」のデータを用いて行われた。42カ国(日本は含まれていない)の10~17歳の就学児童と青少年、計15万5,451人の調査結果が横断的に解析されている。