子どもの成長58 2026/06/03 屋外で遊べる環境で育った子どもは、成長してからも活動的であり続ける可能性が高い 身体活動の維持にとって好ましくない環境で育つ子どもたちへの早期介入が必要 この研究は、1998~2007年にスイスで生まれた子どもを対象に、身体活動習慣を把握する目的で行われた大規模調査「SOPHYA」(Swiss children’s Objectively measured PHYsical activityの略)の一環として実施された。解析対象は、2014年のベースライン調査と約5年(平均4.96〈範囲3.8~6.4〉年)後の追跡調査にも参加した447人。ベースライン時点で平均10.0(範囲6~16)歳であり、男児が48%だった。 自宅周辺の環境については、対象者またはその保護者対対象のアンケートと、地理情報システム(geographic information system;GIS)の二つの方法で評価した。身体活動量については、ベースライン時と追跡調査時にそれぞれ1週間にわたり活動量計を身に付けて生活してもらい評価したほか、スポーツクラブへの加入の有無、自転車競技を行っているか否かも把握した。なお、スペインは自転車競技が盛んな国として知られている。