(号外)中学校入学おめでとう! 2023/04/11 中学校の入学式を終えて、保育園に来てくれました。 みんな制服姿でとても凛々しく映ります。卒園して6年も経つのですが、みんな面影はそのままです。 また元気な姿や近況報告に来てください。いつも応援しています。今日は来てくれてありがとうございました。
34 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 18 2023/04/10 今日の学校教育が直面している課題 (少子高齢化,人口減少の影響) 『我が国では,少子高齢化が急速に進展した結果,平成20(2008)年をピークに総人口が減少に転じている。 こうした少子高齢化,人口減少という我が国の人口構造の変化は,世界でまだどの国も経験をしたことのないものであり,我が国の学校教育制度の根幹に影響を与え,また,先に述べた採用倍率にも影響を及ぼしている。少子化の進展により小学校と中学校が1つずつしかないという市町村が233団体(13.3%),公立高等学校の立地が0ないし1である市町村は1,088団体(62.5%)という現状も踏まえ,学校教育の維持とその質の保証に向けた取組の必要性が生じている。』 熊本市においても人口が一気に減少に進んでいます。出生数はここ10年で何と1,000人も減少しています。7.000人の出生数は6,000人に減少し、ここ数年で500人も減少してしまいました。先行きが不透明、混沌とした時代、経済の進展がなく、給料が20年以上も変わってない。さらには団塊ジュニア世代の出産適齢期を過ぎてしまった。そして晩婚。さらには子育てにお金がかかりすぎる。もちろんお金だけでなく、子育ての人的援助をしてくれる人も必要です。異次元の少子化対策はこういった背景をしっかり受け止めて対応していかなければ人口は減る一方です。誰もが安心して生み育てることのできる社会を望みます。
33 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 17 2023/04/07 今日の学校教育が直面している課題 (情報化の加速度的な進展に関する対応の遅れ) 『Society5.0時代を見据えた国家戦略(AI戦略2019)において,データサイエンス・AIの基礎となる理数分野の素養や基本的情報知識を全ての高等学校卒業生が習得することを目標に掲げている一方,高等学校の現状をみると,生徒の約7割が在籍する普通科においては文系が約7割といった実態があり,多くの生徒は第2学年以降,文系・理系に分かれ,例えば,普通科全体のうち「物理」履修者は2割といった実態があるなど,特定の教科について十分に学習しない傾向にあると指摘されている。』 学習指導要領の改訂もあり、高等学校の選択コースによっては数学も1年生以降は学習しない。情報教育の理論の基礎は数学であり、英語でもあるのですがやらないんですよね。英語も我々の時代と違って文法よりもプレゼンテーション英語を多く取り入れられています。時代は変わり、これからのグローバル化を意識した学習指導要領になっています。親世代もアップデイトが必要です。
32 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 16 2023/04/06 今日の学校教育が直面している課題 (情報化の加速度的な進展に関する対応の遅れ) 『情報化が加速度的に進むSociety5.0時代において求められる力の育成に関する課題が指摘されている。 数学や科学に関するリテラシーは引き続き世界トップレベルである一方,言語能力や情報活用能力,デジタル時代における情報への対応(複数の文書や資料から情報を読み取って根拠を明確にして自分の考えを書くこと,テキストや資料自体の質や信ぴょう性を評価することなど)などの課題がある。また,子供たちのデジタルデバイスの使用について,我が国では,学校よりも家庭が先行し,「遊び」に多く使う一方「学び」には使わない傾向が明らかになった』。 一気に情報化の時代が到来しましたよね。熊本市においても学校では一人1台のタブレットを使うようになりました。学校でそろう前に家庭では携帯電話の進化や通信網の整備によって既に使われていた中でのタブレットなので、子ども達は違和感なしに使いこなしています。家庭ではゲームや情報ツールとして使っているので子どもも簡単に使いこなしています。20年ほど前は画像やテレビアニメなどビデオデッキにて録画して見たり、レンタルビデオ屋さんが大流行でした。当時言われていたことが2歳のほとんどの子はビデオデッキの操作ができるといわれていました。今は2歳だと携帯を操作できるようになっているようです。 コロナ禍において在宅勤務や学校ではタブレットを使った遠隔授業など変化をしてきました。さらにこのことで学校に行かずとも家庭で学習できることにもなり、学校に行きずらい子どもたちを救うメリットも出てきました。 どう使うかですね。
31 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 15 2023/04/05 今日の学校教育が直面している課題 (教師の長時間勤務による疲弊) 『学校へ配置する教師の数に一時的な欠員が生じるいわゆる教師不足も深刻化しており必要な教師の確保に苦慮する例が生じている。教師不足の深刻化は,産休・育休を取得する教師数の増加等に加え,これらにより不足した教師を一時的に補うための講師登録名簿の登載者数の減少等の要因が関連していると考えられる。』 子どもが減っていく時代となるなか、多忙と多様化に対応する教員のなり手も減ってきています。余裕のある配置ができないものかと感じます。あらゆる業界でも人手不足です。各業界、魅力の発信など行い、イメージアップも図られていますが、学校はそうなかなかうまくいかないかもしれません。根底となる数と対応に多くの教員、支援者がかかわってくれる体制がないと先生一人がすべてを対応することは難しい時代です。