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園からの発信

29 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 13

2023/04/03

このページの発信は、就学前の施設として社会に向けての発信としています。偏った意見もあるかとは思いますが、すべての子ども達の健やかな成長を願う園からの発信として受け止めてください。

現在、中教審から文科省に答申された「令和の日本型学校教育」を取り上げています。

 

今日の学校教育が直面している課題

(教師の長時間勤務による疲弊)

『教師の長時間勤務の状況は深刻であり,特に近年の大量退職・大量採用の影響等により,教師の世代交代が進み若手の教師が増えてきた結果,経験の少なさ等から,中堅・ベテラン教師と比べて勤務時間が長時間化してしまったことや,総授業時数の増加,部活動の時間の増加などにより,平成28(2016)年度の教員勤務実態調査によると,平均すると小学校では月に約59時間,中学校では月に約81時間の時間外勤務がなされていると推計されている。こうした長時間勤務も一つの要因として考えられる公立学校の教育職員の精神疾患による病気休職者数についても,ここ数年5,000人前後で推移している。』

4/1から「こども家庭庁」がスタートしました。学校教育については引き続き文部科学省が担うとされています。子どもの問題、先生方のこと、教育に関わるすべてのことも省庁のメンツにこだわることなく子ども達を支えて欲しいと願います。すべての子ども達のために、こども家庭庁は行政からの独立機関ではある教育委員会と連携して、連動して欲しいと思います。

 

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