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園からの発信

子どもの成長132

2026/09/17

暑熱ストレスや脱水、および両者の重複で、長時間運動中の炭水化物利用はどう変化する?

暑熱負荷の炭水化物の酸化への影響

暑熱環境が長時間運動中の炭水化物の酸化に及ぼす影響を検討した研究は21条件で実施されており、そのうち5条件で、暑熱負荷により炭水化物の酸化が有意に亢進することが示されていた。メタ解析の結果、暑熱負荷により炭水化物の酸化が有意に亢進することが示された(SMD=0.29〈0.08~0.51〉)。研究間の異質性は中等度だった(I2=50%)。

 

暑熱負荷のグリコーゲン利用への影響

暑熱環境が長時間運動中のグリコーゲン利用に及ぼす影響を検討した研究は9条件で実施されており、そのうち5条件で、暑熱負荷によりグリコーゲン利用が有意に増加することが示されていた。メタ解析の結果、暑熱負荷によりグリコーゲン利用が有意に増加することが示された(SMD=0.78〈0.22~1.34〉)。研究間の異質性は中等度だった(I2=71%)。

 

脱水による炭水化物利用への影響は暑熱負荷の有無で異なる

脱水のRERへの影響

脱水が長時間運動中のRERに及ぼす影響を検討した研究は24条件で実施されており、そのうち3条件で、脱水によりRERが有意に上昇することが示されていた。メタ解析の結果、脱水によりRERが有意に上昇することが示された(SMD=0.27〈0.12~0.42〉)。研究間の異質性は低かった(I2=13%)。

これを、暑熱負荷の有無別にサブグループ解析した場合、暑熱負荷を加えた場合には脱水によりRERが有意に上昇する一方(SMD=0.37〈0.10~0.64〉、I2=42%)、暑熱負荷を加えない場合は脱水によるRERの有意な上昇は認められなかった(SMD=0.21〈-0.00~0.43〉、I2=0%)。

脱水の炭水化物の酸化への影響

脱水が長時間運動中の炭水化物の酸化に及ぼす影響を検討した研究は17条件で実施されており、そのうち4条件で、脱水により炭水化物の酸化が有意に亢進することが示されていた。メタ解析の結果、脱水により炭水化物の酸化が有意に亢進することが示された(SMD=0.31〈0.11~0.51〉)。研究間の異質性は中等度だった(I2=41%)。

 

これを、暑熱負荷の有無別にサブグループ解析した場合、暑熱負荷を加えた場合には脱水により炭水化物の酸化が有意に亢進する一方(SMD=0.37〈0.14~0.60〉、I2=17%)、暑熱負荷を加えない場合は脱水による炭水化物の酸化の有意な亢進は認められなかった(SMD=0.27〈-0.14~0.67〉、I2=59%)。

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