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園からの発信

子どもの成長60

2026/06/05

屋外で遊べる環境で育った子どもは、成長してからも活動的であり続ける可能性が高い

GISデータで把握した自宅周辺環境と身体活動量の関係

続いて、地理情報システム(GIS)で評価した自宅周辺環境と身体活動量の関係を、上記同様の交絡因子を調整して解析した結果をみてみる。

メインストリートの混雑状況は、ベースライン時点では身体活動量との関連が非有意だったが、追跡調査では、混雑している地域に住んでいる子どもほど身体活動量が有意に少なくなっていた(最高三分群と第2三分位群がともに有意)。緑地の広さは、ベースライン時点において最低三分位群は身体活動量の少なさと有意な関連があり、追跡調査では有意性が消失していた。社会経済環境は追跡調査時点において有意な関連が認められ、社会経済性が低い地域の子どもは身体活動量が少なかった。

 

スポーツクラブや自転車競技の参加とも有意な関係

自宅周辺環境のアンケート調査結果との関係

ベースライン時のアンケート調査に基づく、自宅周辺環境の主観的評価の合計スコア三分位での比較では、上記同様の交絡因子を調整後、スポーツクラブへの参加、自転車競技への参加、いずれについても有意な関連が認められなかった。ところが5年後の追跡調査では、最低三分位群では、スポーツクラブへの参加(OR0.6〈0.3~1.0〉)と自転車競技への参加(OR0.5〈0.3~0.8〉)の双方が、有意に少なかった。

 

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