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園からの発信

私達の取り組む保育 No.5 3/5

2022/09/29

チーム保育(職員集団)

リーダー・サブリーダー・アシスタント

1週間のローテーションで、リーダー・サブリーダー・アシスタント、と、保育者は役割を交代していきます。

例えば、皆に向かって指示をする、直接子どもと関わることは、リーダーだけがやります。一斉保育をする時に、子ども達の前に立つ役割です。サブリーダは、一斉に入れない子、個人的なケアの必要な子に個別に関わります。アシスタントの保育者は、ちょっと離れた場で、後片付けをしたり、次の活動の準備をしたりします。

このように、保育者がチームを組む事で、それぞれの立場から子どもを見守ることができるのです。

生活のスタイルとして、0,1歳児、2歳児、3・4・5歳児に分けて、職員は役割を分担します。もちろんクラス毎の活動もし、順序性や習熟度別の活動も取り入れます。単なる縦割り保育、複数担当制ではありません。

私達の取り組む保育 No.5 2/5

2022/09/28

チーム保育(職員集団)

乳児クラスでのチーム保育

乳児期は特に「決まった担当が見るほうが子どもが落ち着く」という考えがあります。けれど、保育園では終日同じ保育者が子どもを見ることはできませんし、子どもから見て、気が合うとも限りません。

乳児期は子どもとの愛着関係を結ぶ大事な時期だからこそ、チーム保育で、複数の視点から子どもを支えるということが重要なのです。

私達は、子どもの発達に応じたグループに分け、複数名の職員で担当をしていくようにしています。リーダー、サブリーダー、アシスタント、全体サポート。さらに給食からは離乳食調理者のサポートがありクラスが成り立ちます。

私達の取り組む保育 No.5 1/5

2022/09/27

チーム保育(職員集団)

◆チーム保育のメリット 新しい職員集団とは?

子どもを把握するということは、子どもを監視することではなく、「見守る」ことです。大人1人だけで子どもを見守ると、子どもとの接し方はふたりを結ぶ糸の関係になってしまいます。それを、複数の大人で見守ると、そこには、面ができるのです。

チームで保育をすると、多くの目で見守る空間ができあがり、その空間の中で、子どもは自由に活動することができるのです。

ところで、チーム保育では、「責任の所在があいまいになるのでは?」と、言われることがあります。ですから常に、保育者同士が充分なコミニュケーションを取り合うことや、連携の意識を高めでおくことが大切です。するとここに、新しい良好な人間関係の職員集団が形成されてくるのです。

1つのクラスを一人の職員だけで運営をしていくと、どうしても片寄った見方や考えになりがちです。担任を設定した上で、複数の視点で一人ひとりの子どもの成長を見て、支えていくことができると考えています。

私達の取り組む保育 No.4 4/4

2022/09/26

かかわりを大切にした保育

地域とのかかわり

かつて子ども達は、親と一緒に、または子ども集団で、様々な地域の人と触れあい色々なことを学びました。その機会が少なくなった今、親の代わりに園が地域と関わることは、子どもにとって、大切なことです。地域のお祭りに参加する。園の行事に地域住民を呼ぶ。老人クラブとの交流など。様々なかたちで、子どもと地域との関わりを深めるといった関わりが大切です。

以前は校区の盆踊り、このあたりでは8の付く日の夕方には亀井商店街に露店が並ぶ。小学校の運動会では次年度入学児童の参加競技などかつてあったものが、今なくなってしまいました。また数少ない地域行事に参加するにあたっても休日の開催では、子どもや保護者への負担もあります。ならば!ということで、園の行事に祖父母方や地域の方をお呼びする、老人会との交流、老健施設への訪問などを行っていますが、最近はコロナの影響で対面での実施が出来ておりません。夏祭りについては地域にはないために保護者会の協力を得て子ども達の体験の場としています。普段から地域に出て行き、地域の方々と挨拶を交わすだけでも互いの関わりにもなると考えています。

私達の取り組む保育No.4 3/4

2022/09/22

かかわりを大切にした保育

子供同士のかかわり

人との関わりの中でも、最近特に大きく欠けているものが「子ども同士の関わり」です。そこで今、園生活の中でこそ、子ども同士の関わりを学ぶことが、重要になってきています。先にご紹介した「給食」。給食も、子ども同士の関わりを体験する大事な場です。3・4・5歳児は、一緒に食事をしますが、席は自由です。

理由の1つは、その直前の友達同士の活動を、会話として給食の時間にもつなげたいからです。すると、どこに誰と座るかを、子供達同士で調整しなければいけません。机の上にトレーを置く時も、譲り合って置かないと、最後の子は置けなくなってしまいます。こぼしたり、お箸を落としたりしても、基本的に保育者は関わりません。これらの問題を調整したり、クリアしていくことで、子ども同士の関わる力が育まれていくのです。

このような理念で取り組みをしていますが、コロナの感染防止から対面での食事を中止しています。会話も出来るだけ控えるようにしています。子どもにとって楽しい時間が取り戻せるようにしたいと願っています。

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