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園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 76

2025/01/22

これらの状況を踏まえ、本審議まとめにおいては、架け橋期の教育の充実を図るため、子供に関わる多くの関係者が立場を越えて幼保小の架け橋プログラムに取り組むことが重要であることを提言している。具体的には、架け橋期のカリキュラムの作成やそれに基づく評価、合同研修を通じた幼保小の教育内容・指導方法の相互理解、家庭や地域の参画、地方自治体の推進体制の構築など、様々な取組について提言している。

そのような中、幼保小の架け橋プログラムを進めるに当たって、関係者の間で最も意識してもらいたいことは、0歳から18歳の学びは連続しているということである。将来、大人になったときに変化の激しい時代を生き抜かなければならない子供のため、一人一人に高い資質・能力をしっかりと育成し、それぞれのウェルビーイングを実現していくことが私たち大人に課せられた使命である。また、そのためには、幼児教育と小学校教育が、それぞれの教育の充実を図るに当たり、幼児教育施設は小学校以降の教育を見据えて小学校以降の学習や生活の基盤の育成を行うとともに、小学校においては幼児期に育まれた資質・能力を踏まえて教育活動を実施することが重要である。

 

「0歳から18歳の学びは連続している」。大人になったときに変化の激しい時代を生き抜かなければならない子供のため、一人一人に高い資質・能力をしっかりと育成し、それぞれのウェルビーイングを実現していくことが私たち大人に課せられた使命である。このことに尽きるのですが、やはり問題となるのが、大人の受け止めが浅く、教育者、保育者共に過去の実績にこだわることによって、子どもを救えない事例もたくさんあります。厳しく育てないと社会に出て苦労をする!根強い考え方です。しかし現代においては化石化した考えでもあるのです。一斉画一的に同じ行動を目指したり期待すべき時代でもないはずです。子どもにとって何が安心かを考える必要がありますね。

朝日新聞デジタル

 

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