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園からの発信

子どもの成長79

2026/07/02

子どもたちの朝食摂取を推奨すべき新たなエビデンス

以上の結果を基に論文の結論は、「子どもや若年者の場合、朝食の頻度が高いほど生活満足度が高くなるという、ほぼ直線的な関係が認められた。十代という重要な年齢段階における朝食摂取の健康上のメリットを考慮すると、子どもや若年者に対して朝食摂取を推奨することの意義が強調される。ただし、この因果関係は明らかではなく、考慮されていない他の要因が生活満足度に影響を与えている可能性があるため、この推奨事項は慎重に解釈する必要がある」とまとめられている。

なお、朝食摂取頻度と生活満足度との間に有意な関係が存在し得る理由として、以下の4点が考察として述べられている。

まず、朝食の欠食は十代に限らず、すべての年齢層で、ストレス、抑うつ、精神的苦痛を有する割合が高いことと関連していることが報告されているとしている。次に、朝食に含まれる必須栄養素、とくにビタミンやミネラルの役割が考えられ、朝食はそれらを摂取する重要な機会であるという。三つ目には、朝食を習慣的に摂取することは、生活スタイル全体が健康的であることにつながる可能性があるとのことだ。

そして四つ目の理由として、朝食摂取と学業成績の関係を挙げている。過去の研究で、朝食を摂取している子どもは学業成績が良いことが報告されており、これには認知機能に必要なエネルギーと栄養素が朝食によって供給され、集中力、記憶力、学習能力が向上することの関与が想定されており、欠食によりそのメリットを得られなくなることが、生活満足度の低下につながるのではないかとのことだ。

 

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