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2023年 3月

暴力と戦争を どのようにして防ぐのか 1

2023/03/03

『暴力と戦争を、どうやって抑止したらいいのか。言語に偏り過ぎたコミュニケーションを考え直して、もっと身体的なコミュニケーションを増やして、人と人とが信頼関係を構築することだと思います。一緒に食事をすること、一緒に音楽を演奏したり歌を歌うこと、ダンスを一緒にすること、スポーツをすること、あるいは共同のボランティア活動に参加をしたりして、身体を共鳴させることです。「身体の共鳴」が、お互いの共感を呼ぶのです。言葉以外のコミュニケーションを増やすことによって、相手の身体に埋め込まれている気持ちや感情を深く知ることができ、それによって相互理解が深まるのだと思うのです。私たちは今、この戦争がまん延している、暴力がいろんなところで起こっている社会を見直して、新たな共同体、新たな社会というものを創造するために、これまでにはないアイデンティティーの確立を目指さなければならないと思っています。』

対面でのコミュニケーション、身体の共鳴の重要性を強く感じます。非接触の画像等でのコミュニケーションも普及してきました。すごい機器の発展を喜ぶとともに、便利な社会になってはきましたが、やはり対面での肌感や空気感にはかないません。特に表情の受け止めや緊張感をリアルに受け止める機器がでてきても対面でこそ心が通わせることのようにも思います。だからこそ乳幼児期からの身体を同調させる密な関係、コミュニケーションがとても大事であると思います。

共感を暴走させたのは“言葉”7

2023/03/02

『人々がさまざまな形で交渉し、和解し合うことができていた対面や身体的なコミュニケーションはどんどん減少しています。コミュニケーションが身体ではなく、言葉という情報に偏ることによって、だんだん社会がおかしくなってきたと私は思っています。私たちは、相手の顔が見えない言葉だけによるコミュニケーションで、大きな不安を抱いてしまいます。そしてそれが増幅して戦争に駆り立てられる。あるいは恨みが積み重なって暴力をもたらす。そういう原因になっているのではないでしょうか。』

現代社会は明らかにコミュニケーションが体ではなく、情報に片寄っています。言葉によって誤った情報に翻弄されることもあります。言葉の取得によって、誤った使い方や暴走によって暴力へと化しています。相手の顔が見え、しかも対面で行うことの重要性を感じます。SNSやリモート会議などとても便利ですが、対面でのスキルが出来た上でのことで活用することが前提のような気がします。

共感を暴走させたのは“言葉”6

2023/03/01

『世界の四大文明の一つ、メソポタミア文明があります。その遺跡で古代の戦争の証が見つかっています。「ウルのスタンダード」と呼ばれる工芸品です。描かれているのは、戦争の場面です。王様や兵士が戦車を従えて戦争に向かう様子が、克明に記録されています。言葉による共感の暴走というのは、定住と食糧生産をきっかけにして、こういった形でどんどん…しかも現在、言葉による情報交換はインターネットやSNSにあふれていて、それが人々を傷つけるようになっています。つまりソフトな武器によって、人々は戦争を始めたと言っても過言ではない。』

古代文明は紀元前8000年とも言われており、今から1万年前ということになりますよね。古代文明は定住と農耕でもあり、肥沃な土地の争奪が伺えます。さらにはその後の言葉について古代文字の発達もあり、記録も遺跡として残っています。

人類の歴史において、言葉による暴走が起きた時代でしょうか。現在では、SNS等での誹謗中傷、これも言葉の暴走です。相手を貶めることを意図した使い方は暴走どころか争いに繋がっています。しかもそのことで、人を傷つけることに繋がってしまう負の側面を残念に思います。さらにそのことは対面ではないことで起きることは、とても傷つく度合いも大きい。誤解を生じさせ修復が不可能な状況さえ作りだし、このことで人の命さえ奪われる時代です。人を傷つけても何も感じない、反省さえない。これはおかしな進化、使い方、暴走です。心を通わせる工夫をしたいですね。そして争いに発展することが対面でなく、噂話や心のゆがみによって起こることは取り返しがつかなくなります。思い込みにより争いに至る。一方的な思いや自分に都合のいい情報だけで判断すると修正が効きにくいものとなりますよね。

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