こども大綱11 2024/03/26 第2 こども施策に関する基本的な方針 全てのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現に向けて、日本国憲法、こども基本法及びこどもの権利条約の精神にのっとり、以下の6本の柱を政府におけるこども施策の基本的な方針とする。 ①こども・若者を権利の主体として認識し、その多様な人格・個性を尊重し、権利を保障し、こども・若者の今とこれからの最善の利益を図る ②こどもや若者、子育て当事者の視点を尊重し、その意見を聴き、対話しながら、ともに進めていく ③こどもや若者、子育て当事者のライフステージに応じて切れ目なく対応し、十分に支援する ④良好な成育環境を確保し、貧困と格差の解消を図り、全てのこども・若者が幸せな状態で成長できるようにする ⑤若い世代の生活の基盤の安定を図るとともに、多様な価値観・考え方を大前提として若い世代の視点に立って結婚、子育てに関する希望の形成と実現を阻む隘路(あいろ)の打破に取り組む ⑥施策の総合性を確保するとともに、関係省庁、地方公共団体、民間団体等との連携を重視する 人権の保障、権利の保障、最善の利益とよく社会福祉施策で使われてきた言葉です。本気で取り組んで欲しい。より具体的に支援して欲しいとともに若者世代もこれに応えることも必要かと感じます。もちろん見返りではなく意見を述べたり、意見の尊重がなされることですが、しっかりと若者の考えに理解をしてもらうことが必要だと感じます。子どもや若者の希望が打ちのめされる社会ではなく、可能性を秘めた子ども達の思いや希望が阻害されない社会であって欲しいと思います。何度もチャレンジ出来たり、挑戦することを阻害されない社会であってほしいですね。 出典;政治ドットコム
こども大綱10 2024/03/25 こども大綱の使命は、常にこどもや若者の最善の利益を第一に考え、こども・若者・子育て支援に関する取組・政策を我が国社会の真ん中に据え、こどもや若者を権利の主体として認識し、こどもや若者の視点で、こどもや若者を取り巻くあらゆる環境を視野に入れ、こどもや若者の権利を保障し、誰一人取り残さず、健やかな成長を社会全体で後押しすることにより、「こどもまんなか社会」を実現していくことである。こども大綱は一度取りまとめられたら終わりというものではない。「こどもまんなか社会」の実現に向け、こどもや若者、子育て当事者等の意見を取り入れながら、次元の異なる少子化対策の実現に向けたこども未来戦略の推進とあわせて、こども大綱の下で進める施策の点検と見直しを図っていく。 大綱化した、明言したではなく、実行力と施策の点検と見直しがとても大切です。社会の成就を願うところです。現場の意見を取り入れるとしていますので期待したいですね。「少子化はまったなし」とするなら、懸念となっている若者が不安を持っている状況をドラスティックに変える国としての施策も必要ではないかと思います。ネックになっていることを指摘して改善していくことも示すと分かりやすいように感じます。様々な不安ばかりが若者を苦しめているようにも思います。また、欧州においては「誰一人取り残さない」といった考えはもう何十年も前からの対策事項です。ようやく日本でこのような言葉が発せられるようになりました。先進国における少子化懸念に日本はようやく「待ったなし」と気づき取り組みだしました。
修了式 2024/03/22 朝からとてもいい天気になりました。桜の開花も始まりそうです。 さて本日、令和5年度の修了式を行いました。 今年度出来るようになったこと、取り組んできた活動を写真を見ながら振り返りました。 新たなクラスに向けての準備を始めたいと思います。
こども大綱9 2024/03/22 そして、20 代、30 代を中心とする若い世代が、 自分らしく社会生活を送ることができ、経済的基盤が確保され、将来に見通しを持つことができる 希望するキャリアを諦めることなく、仕事と生活を調和させながら、希望と意欲に応じて社会で活躍することができる それぞれの希望に応じ、家族を持ち、こどもを産み育てることや、不安なく、こどもとの生活を始めることができる 社会全体から支えられ、自己肯定感を持ちながら幸せな状態で、こどもと向き合うことができ、子育てに伴う喜びを実感することができる。そうした環境の下で、こどもが幸せな状態で育つことができる社会である。 こうした「こどもまんなか社会」の実現は、こども・若者が、尊厳を重んぜられ、自分らしく自らの希望に応じてその意欲と能力を活かすことができるようになることや、こどもを産みたい、育てたいと考える個人の希望が叶うことにつながり、こどもや若者、子育て当事者の幸福追求において非常に重要である。また、その結果として、少子化・人口減少の流れを大きく変えるとともに、未来を担う人材を社会全体で育み、社会経済の幸福と持続可能性を高めることにつながる。すなわち、こどもや若者、子育て当事者はもちろん、全ての人にとって、社会的価値が創造され、その幸福が高まることにつながる。 若い世代が、自分らしく社会生活を送ることができること。やっとこのようなことが国から出てきたことが大切ですね。こども・若者が、尊厳を重んぜられ、自分らしく自らの希望に応じてその意欲と能力を活かすことができるようになることといった言葉、ようやくかといった感もあります。明言されたことが大切です。少子化の流れを変えるのは若者世代へ政策としていますが、そのことは社会全体で育まれることとしています。しっかり理解する社会も大切ですね。思考を変えていく必要もありますね。