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園からの発信

さつまいもの苗を植えました。

2024/05/02

毎年恒例、先日サツマイモの苗を植えました。園の前に畑があり、子ども達と職員でおおよそ800株ほどを植えました。熊本市内中心に近い園で園の前に畑があり、様々な野菜を植え、収穫のできる園はあまりないと思います。私たちの園の特徴でもあります。様々な本物の体験を経験する。子どもの心に響くものと思います。秋の収穫が楽しみです。

 

こども大綱37

2024/05/02

(こどもが安全に安心してインターネットを利用できる環境整備)

社会の情報化が進展する中、こどもが情報活用能力を身に付け、情報を適切に取捨選択して利用するとともに、インターネットによる情報発信を適切に行うことができるようにすることが重要な課題となっている。また、こどものインターネット利用の低年齢化が進む中、こどもの健やかな成長を著しく阻害する有害情報も氾濫し、犯罪被害につながるといった重大な問題も起きている。これらのことを踏まえ、こどもが主体的にインターネットを利用できる能力習得の支援や、情報リテラシーの習得支援、こどもや保護者等に対する啓発、フィルタリングの利用促進、ペアレンタルコントロールによる対応の推進など、こどもが安全に安心してインターネットを利用できる環境整備に取り組む。

 

残念なことにインターネット上には、個人情報の泥棒やオンライン捕食者をはじめとして、他人に危害を加えようとするダークサイダーがいます。したがって、オンラインで子供の安全を守ることは不可欠であり、さまざまな危険性を認識しておく必要があります。子供のためにインターネットをできるだけ安全に保つために積極的にできることは、インターネットの使用方法について子供に話し、オンラインには危険なことがあると子供に教え、インターネットを安全に使用する方法に関する最新のトレンドとテクノロジーをアップデートしておくことです。インターネットの安全性について子供に教えなければ、深刻な被害をもたらし、それが長期的な影響を及ぼす可能性があります。精神的・肉体的双方の健康を害する可能性があります。子供たちがオンラインには何があるのか、どうやって自分を守るのかを知るために、オンラインのリスクや危険性について親子で話し合う必要があります。

 

 

 

こども大綱36

2024/05/01

(7)こども・若者の自殺対策、犯罪などからこども・若者を守る取組

(こども・若者の自殺対策)

小中高生の自殺者数が増加傾向にあり、危機的な状況となっている。誰も自殺に追い込まれることのないよう、生きることの包括的な支援として、こども・若者への自殺対策を強力に推進する。こども・若者の自殺対策については、自殺に関する情報の集約・分析等による自殺の要因分析や、SOSの出し方や心の危機に陥った友人等からのSOSの受け止め方に関する教育を含む自殺予防教育、全国展開を目指した1人1台端末の活用による自殺リスクの早期発見、電話・SNS等を活用した相談体制の整備、都道府県等における多職種の専門家で構成される対応チームの設置促進等による自殺予防への的確な対応、遺されたこどもへの支援、こども・若者の自殺が増加する傾向にある長期休暇明け前後の集中的な啓発活動など、体制強化を図りながら、「自殺総合対策大綱」及び「こどもの自殺対策緊急強化プランに基づく総合的な取組を進めていく。

子供が自ら命を絶つということは,あってはならない事態です。子供の自殺の実態を的確に把握し、それに対応した方策の検討が必要としていますが、まずは目の前の子の命を救うことです。文科省では「学校的背景」「家庭的背景」「個人的背景」を調査するとしていますが、多くの場合時間がかかりすぎます。その前に命を絶ってしまう前にやるべきことがあったはずです。気づかなかったではダメなのです。気づくことのできない現場、関わりたくないといった心理で取り返しのつかないことにつながっているのが実情です。もっともっとこの部分の支援に人とお金をかけるべきなのです。調査も大切ですが目の前の子の命を救うことが第一なのです。

 

こども大綱35

2024/04/30

(ヤングケアラーへの支援)

本来おとなが担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこども、いわゆるヤングケアラーの問題は、ケアが日常化することで学業や友人関係等に支障が出てしまうなど、個人の権利に重大な侵害が生じているにもかかわらず、こども本人や家族に自覚がない場合もあり、顕在化しづらいことから、福祉、介護、医療、教育等の関係者が情報共有・連携して、早期発見・把握し、こどもの意向に寄り添いながら、必要な支援につなげていく。家族の世話などに係る負担を軽減又は解消するため、家庭に対する適切なアセスメントにより世帯全体を支援する視点を持った対策を推進する。

 

ニュース等での大きく取り上げられる「ヤングケアラー」。ケアが日常化することで学業や友人関係等に支障が出てしまう。個人の権利に重大な侵害が生じている。こども本人や家族に自覚がない場合もあり、顕在化しづらい。祉、介護、医療、教育等の関係者が情報共有・連携して、早期発見・把握し、こどもの意向に寄り添いながら、必要な支援につなげていく。家族の世話などに係る負担を軽減又は解消する。まさしくそのもので、しっかりと支援を社会で行っていくことが重要です。理由は何であれ、保育や教育に関わる費用の負担とともに、子どもが学ぶ機会を保障し、そのためのケアを国や地方自治体が寄り添い支援することが大切ですね。

 

こども大綱34

2024/04/26

(社会的養護を必要とするこども・若者に対する支援)

社会的養護を必要とする全てのこどもが適切に保護され、養育者との愛着関係を形成し、心身ともに健やかに養育されるよう、家庭での養育が困難又は適当でない場合は、パーマネンシー保障を目指して、養育環境の改善、親子関係再構築や家庭復帰の支援、親族等による養育(親族等による里親養育・普通養子縁組含む)への移行支援、特別養子縁組の判断・支援に取り組みながら、家庭養育優先原則に基づき、こどもが「家庭における養育環境と同様の養育環境」において継続的に養育されるよう、里親支援センターなどの関係機関の支援等を通じた社会的養護の受け皿としての里親やファミリーホームの確保・充実を進めるとともに、家庭や里親等での養育が適当でない場合は、「できる限り良好な家庭的環境」において養育されるよう、児童養護施設等の小規模化・地域分散化等の環境改善や、その人材確保に努める。あわせて、児童養護施設等の多機能化・高機能化を図る。また、社会的養護の下にあるこどもの権利保障や支援の質の向上を図る。これらの際、社会的養護を必要とするこどもの声に耳を傾け、その意見を尊重した改善に取り組むとともに、家庭養育優先原則とパーマネンシー保障の理念に基づく支援の在り方に留意して、児童相談所におけるケースマネージメントを推進する。

施設や里親等の下で育った社会的養護経験者は、施設退所後等において、進学・就労や自立した生活を営む上で、家族からのサポートが期待できないといった背景から、様々な困難に直面している場合が多いことを踏まえ、多職種・関係機関の連携による自立支援を進めるとともに、一人一人段階を経て自立をしていけるような地域社会とのつながりをもてるよう支援する。社会的養護の経験はないが同様に様々な困難に直面している若者についても支援の対象として位置付けて支援に取り組む。

 

すべての子どもが支障なく、保護され、健やかに成長することと、学びに支障を来タス社会ではいけません。どんな理由、背景であろうとも子どもの育ちを保障する社会であってほしいです。最近はヤングケアラーといった問題、大人でもそうですよね、親の介護や子の養育に時間やお金も投入しなければならない立場の方も多い社会です。子どもの養育についても様々な困難も出てきます。社会で支える国であって欲しいと願うところです。

 

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