幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 71 2025/01/15 ②幼児期の教育に関する調査研究 (イ)大規模縦断調査の実施 ○ 諸外国では、子供のデータを収集した長期縦断研究が国の政策形成に有効と考えられ、国のプロジェクトとして取り組まれているが、我が国では、このような長期縦断研究に必要となる子供のデータも教育の実践等に関するデータも十分ではない。 ○ 今後、日本においても、上記の調査研究拠点や研究ネットワークの研究成果を生かしながら、大規模な長期縦断調査を国のプロジェクトとして実施することが必要である。具体的には、質の高い幼児教育とは何かを明らかにするため、0歳から18歳の学びの連続性を踏まえつつ、幼児期に育みたい資質・能力(認知能力・非認知能力)やその育成方法(カリキュラム、環境の構成方法)、幼児教育の質がその後の子供の成長に与える影響等に関するデータやエビデンスの収集等が必要である。 0歳からの連続性が大切なのです。突然飛躍することもありますがそれは発達の段階を踏まえたうえで修得されるべきなのです。間違った早期教育に偏ることなく、子ども一人一人の成長を支えていくことが大切に思います。