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園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 52

2024/12/11

②架け橋期の教育の質保障のために必要な人材育成等

(ア)架け橋期のコーディネーター等の育成

○ 架け橋期の教育の充実に当たり、幼保小に対して専門的な指導・助言等を行う架け橋期のコーディネーターや幼児教育アドバイザーの育成が急務である。特に幼児教育と小学校教育の双方に精通する人材が求められており、地方自治体においては、幼保小における人事交流や私立を含む幼児教育施設に小学校の先生を1年程度派遣する研修、幼児教育施設と小学校の先生のペアをつくり相互の職場で保育・授業体験等を行いながら共に架け橋期のカリキュラムを作成する研修等が行われている。

○ 架け橋期の教育の充実を図るためには、このような地方自治体の取組を推進するとともに、教育委員会において、幼保小接続や生活科を担当する指導主事の配置・指導力の向上をはじめ、十分な指導・助言ができるような体制を整備し、幼保小接続や生活科を中心とするスタートカリキュラムの質の向上等に関する研修の充実を図ることが重要である。

 

熊本市においても公立の小学校の先生が公立の幼稚園にて勤務をすることがあるようです。両方の資格取得者でなければできないことであります。しかしながら最近は教員資格を持った保育者も増えてきている実態もあります。公立私立の壁が立ちはだかっていますが、子どもの立場からすればこのことは解決されなければならない課題です。コーディネーターや幼児教育アドバイザーの育成においても定年した教員や保育士者がそれにあたるでいいのでしょうか。保育は日々進化しています。家庭や子どもの置かれている環境も日々変化しています。さらにこの報告書にあるよう多様化している中で経験だけではなく、実態に沿った、目の前のことに対応できる現職の教育保育者で幅広い知識が必要であると感じています。机上の理論も必要ですが子どもを目の前にした対応が出来る方の養成をいち早く望むところです。

 

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