幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 29 2024/11/08 2.幼児教育の特性に関する社会や小学校等との認識の共有 (1)現状と課題 ○ 全ての子供に格差なく学びや生活の基盤を保障していくためには、幼保小が、施設類型や学校種の違いを越えて連携・協働し、保護者や地域住民等の参画を得ながら、架け橋期の教育の充実に取り組んでいく必要がある。そのためには、幼児期に育まれた資質・能力が小学校教育にどのようにつながっているか、関係者がイメージを共有し、実践できるようにする必要があるとともに、学びや生活の基盤を育むため、幼児教育施設がどのような工夫をしているかについて理解を広げていく必要がある。 ○ 幼児期は、子供が遊びを中心として、頭も心も体も動かして、主体的に様々な対象と直接関わりながら総合的に学んでいくとともに、遊びを通して思考を巡らし、想像力を発揮し、自分の体を使って、友達と共有したり、協力したりして、様々なことを学んでいくことが重要である。このような遊びを通して学ぶという幼児期の特性は、普遍的に重視すべき視点であり、社会の変化に伴い、今まで以上に重要になってきている。 この文言大切にしていきたいですね。様々なことを学んでいくためには、遊びを中心にとはいえ、時々生活のアクセントとしての行事も必要であり、様々な体験ができることも大切にしていく必要があります。頭も心も動かし、主体的にかかわるとは、やってあげる、やらせるでは主体的とはなりません。環境を準備し、子ども自らが興味関心を持って取り組むことが大切です。そこのよくある「禁止」も考える必要があります。「ダメ」とかの言葉ばかりでは子どもの挑戦する心が折れてしまうのです。そこには保護者の理解もありますよね。