シリーズ6 はじめの100か月の育ちビジョン38 2024/09/10 2.幼児期までのこどもの育ちの5つのビジョン (5)こどもの育ちを支える環境や社会の厚みを増す <こどもが過ごす空間> ○乳幼児は、環境や人との関わり、遊びを通して育つため、日常的に「こどもが過ごす空間」が重要である。このような空間は、保護者・養育者や直接接するおとなが落ち着いた環境でこどもに関わることを通じて、直接的・間接的にこどもの育ちに影響を与える重要な要素である。また、公園等の公共の空間では、こどもが思う存分遊びにくい状況となっている場合もある。公園等は、こどもの豊かな育ちや遊びの場として重要であることなどについて、こどもや子育てに優しい社会に向けた気運醸成を進めるために、社会全体の認識共有を図っていくことが必要である。 ○これらのこどもが過ごす空間を豊かなものにするためには、居住空間や園・施設の空間のみならず、これらの空間をつくる「こどもを見守る人」が重要であり、この「こどもを見守る人」には、幼児教育・保育施設や地域子育て支援の運営者、民生委員・児童委員等が含まれる。これらの人は、こどもが安全に過ごす空間をつくり、こどもが置かれている状況を確認するとともに、必要に応じてその環境を改善していく重要な役割を果たす。 保育所=子どもを預かるところ?幼稚園=学ぶところ?間違っています。保育所と幼稚園はもう互いの垣根はなくなりつつあるのですが、変わらないのは社会の認識です。このことを言うとすぐに違うと反論もありますが、何かメンツが必要なのでしょうか?