こども大綱12 2024/03/27 (1)こども・若者を権利の主体として認識し、その多様な人格・個性を尊重し、権利を保障し、こども・若者の今とこれからの最善の利益を図る こども・若者は、未来を担う存在であるとともに、今を生きている存在であり、保護者や社会の支えを受けながら、自立した個人として自己を確立していく、意見表明・参画と自己選択・自己決定・自己実現の主体である。つまり、こども・若者は、心身の発達の過程にあっても、乳幼児期から生まれながらに権利の主体である。 こども・若者を、多様な人格を持った個として尊重し、その権利を保障し、こども・若者の今とこれからにとっての最善の利益を図る。 こども・若者が、自らの権利、心や身体、社会に関する必要な情報や正しい知識を学ぶことができ、それらに基づいて将来を自らが選択でき、生活の場や政策決定の過程において安心して意見を言え、述べた意見が反映され、それにより周囲や社会が変わっていく体験を積み上げながら、希望と意欲に応じて将来を切り開いていけるよう、取り組んでいく。声を上げにくい状況にあるこども・若者に特に留意しつつ、「こどもとともに」という姿勢で、こどもや若者の自己選択・自己決定・自己実現を社会全体で後押しする。 こども・若者が希望や理想を掲げてもこれまでは学力や学んできたキャリア等において打ち消されてきた経緯もあります。また大人によって否定されたりすることで挫折を味わうこともあったはずです。出来る、できないで判断されてきた経緯も含めて、真に希望や目標が打ち消されない社会にも期待したいですね。そういったことについてもこれまで自己責任として打ちのめされてきたこともしっかり把握して欲しいですね。声をあげにくい環境がそうしてきた声をあげても虐げられてきたこともあるのです。こども若者の意見の尊重と実現できる社会の成長を期待します。