シリーズ幼保連携型認定こども園 12 2023/10/31 3 改訂の要点 (3) 健康及び安全 現代的な諸課題を踏まえ、特に、以下の事項の改善・充実を図った。また、全職員が相互に連携し、それぞれの専門性を生かしながら、組織的かつ適切な対応を行うことができるような体制整備や研修を行うことを新たに示した。 ・アレルギー疾患を有する園児への対応や環境の整備等 ・食育の推進における、保護者や地域、関係機関等との連携や協働 ・環境及び衛生管理等における職員の衛生知識の向上 ・重大事故防止の対策等 ・災害への備えとして、施設・設備等の安全確保、災害発生時の対応や体制等、地域の関係機関との連携 改訂作業が行われていた時には既に熊本地震の教訓が組み込まれているものと思いますが、毎年全国で様々な自然災害が起きています。大雨による水害、台風による風水害、そしてなんといっても世界的な感染となった新型コロナウイルス感染症。こういった自然災害や大規模な感染拡大などがまた起きた場合に備えての体制づくりも必要ですね。災害が起きることで安否の確認や施設がどうなるかなどの情報発信も大切です。また普段の生活活動におけるアレルギーの対応も随分と多くなってきています。これらも含めて健康安全にかかわる施設内の連携、保護者との連絡など繋がることの体制を整えていく必要がありますね。