55 「令和の日本型学校教育」の姿 11 2023/05/12 『子供の学び 学校における授業づくりに当たっては,「個別最適な学び」と「協働的な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられる。各学校においては,教科等の特質に応じ,地域・学校や児童生徒の実情を踏まえながら,授業の中で「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし,更にその成果を「個別最適な学び」に還元するなど,「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげていくことが必要である。その際,家庭や地域の協力も得ながら人的・物的な体制を整え,教育活動を展開していくことも重要である。 国においては,このような「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実の重要性について,関係者の理解を広げていくことが大切である。 ○ したがって,目指すべき「令和の日本型学校教育」の姿を「全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現」とする。 ○ 以上のことを踏まえ,各学校段階において以下のような学びの姿が実現することを目指す。』 この部分ではっきりと言っています。目指すべき「令和の日本型学校教育」の姿を「全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現」とする。時代とともに培ってきた日本の教育の新たに目指すべき姿を表現しています。このことをしっかりと受け止めていくことが必要で、学校、教員、社会がこのことを理解することが大切ですね。就学前施設においてもこのことを踏まえた教育・保育となることです。