53 「令和の日本型学校教育」の姿 9 2023/05/10 『子供の学び 「協働的な学び」は,同一学年・学級はもとより,異学年間の学びや他の学校の子供との学び合いなども含むものである。知・徳・体を一体で育む「日本型学校教育」のよさを生かし,学校行事や児童会(生徒会)活動等を含め学校における様々な活動の中で異学年間の交流の機会を充実することで,子供が自らのこれまでの成長を振り返り,将来への展望を培うとともに,自己肯定感を育むなどの取組も大切である。』 自己肯定感とは、「自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であるが、心理学の領域で継続的に高い注目を浴びている概念であるが、その定義や類似の他概念との弁別性などについて、検討の必要性が残っている」とされています。協同的学びにおいて、同一学年だけでなく異学年の学び合いとも表現されています。その中でだれもが納得してくれるような意見を発することができればなお成長にもつながりますよね。ただし、わがままや声が大きいだけでその意見に従わせる、同意を取る勘違いにならないといいですね。