52 「令和の日本型学校教育」の姿 8 2023/05/09 子供の学び 『 ○ 「協働的な学び」においては,集団の中で個が埋没してしまうことがないよう,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげ,子供一人一人のよい点や可能性を生かすことで,異なる考え方が組み合わさり,よりよい学びを生み出していくようにすることが大切である。「協働的な学び」において,同じ空間で時間を共にすることで,お互いの感性や考え方等に触れ刺激し合うことの重要性について改めて認識する必要がある。人間同士のリアルな関係づくりは社会を形成していく上で不可欠であり,知・徳・体を一体的に育むためには,教師と子供の関わり合いや子供同士の関わり合い,自分の感覚や行為を通して理解する実習・実験,地域社会での体験活動,専門家との交流など,様々な場面でリアルな体験を通じて学ぶことの重要性が,AI技術が高度に発達するSociety5.0時代にこそ一層高まるものである。』 なんとなく流れに沿うだけでもなく、もちろん流れに沿って学びを進めることも大切です。それこその場に合わせるといったことも大切ですが、やはり自分の意志や主張も大切であり、異なる考え方の場合にどう折り合いをつけることができるか、協調性だけでもなく、相手の意見も尊重して、折り合いをつけるためにはそれまでに人との関係性をどのような工夫で構築してきたか。そのことも大切になる気がします。だからこそ幼いころからわがままだけでなく、ぶつかり合いはあるものの協調性を育んでいくことが大切だと思います。