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園からの発信

8 急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力 4

2022/12/22

これらの資質・能力を育むためには,新学習指導要領の着実な実施が重要である。このことを前提とし,今後の社会状況の変化を見据え,初等中等教育の現状及び課題を踏まえながら新しい時代の学校教育の在り方について中央教育審議会において審議を重ねている最中,世界は新型コロナウイルス感染症の感染拡大という危機的な事態に直面した。感染状況がどうなるのかという予測が極めて困難な中,学校教育を含む社会経済活動の在り方をどうすべきか,私たちはどう行動するべきか,確信を持った答えは誰も見いだせない状況が我が国のみならず世界中で続いている。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う甚大な影響は,私たちの生命や生活のみならず,社会,経済,私たちの行動・意識・価値観にまで多方面に波及しつつある。この影響は広範で長期にわたるため,感染収束後の「ポストコロナ」の世界は,新たな世界,いわゆる「ニューノーマル」に移行していくことが求められる。

「予測困難な時代」であり,新型コロナウイルス感染症により一層先行き不透明となる中,私たち一人一人,そして社会全体が,答えのない問いにどう立ち向かうのかが問われている。目の前の事象から解決すべき課題を見いだし,主体的に考え,多様な立場の者が協働的に議論し,納得解を生み出すことなど,正に新学習指導要領で育成を目指す資質・能力が一層強く求められていると言えよう。

 

まったくその通りではないかと受け止め、予測困難の時代、目の前の事象から解決すべき課題を見いだし,主体的に考え,多様な立場の者が協働的に議論し,納得解を生み出すことが求められています。

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