こども大綱51 2024/05/24 (不登校のこどもへの支援) 不登校については、本人・家庭・学校に関わる様々な要因が複雑に関わっている場合が多く、不登校はどのこどもにも起こり得るものであり、不登校というだけで問題行動であると受け取られることのないように配慮することを基本的な考え方とする教育機会確保法の趣旨を踏まえ、全てのこどもが教育を受ける機会を確保できるよう、学校内外の教育支援センターの設置促進・機能強化を図り、学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)を全都道府県・政令指定都市に設置するとともに、将来的には全国に300 校の設置を目指す。 スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーなどの専門家にいつでも相談できる環境の整備、ICT等を活用した学習支援、NPOやフリースクール等との連携など、不登校のこどもへの支援体制を整備し、アウトリーチを強化する。 不登校のこどもの意見も聞きながら、不登校傾向を含めた不登校のこどもの数の増加に係る要因分析を行う。 不登校というのは学校においては問題行動だそうです。従わなければならないことに対する問題なのでしょうか。学校へは行くもの。ただこのことが苦しい原因となっているのです。生徒や先生からいやなことをされたり言われたり、暴言や暴行を受けたり、そもそも不登校の原因を解決しなければ進まないでしょう。行きたくても行けなくなりますよ。不登校の要因においてもいじめや暴力などもありますが、実は子どもの内面的なものもあり「分からない」といった答えをするようなことも多くあるようです。人との関わりが嫌である、家庭環境からの要因もあります。簡単に決めつけるものでもありません。子どもは具体的に的確にこたえられないですよね。すぐにメンタルが弱いなど言う人もいますが、敏感なのです子どもの心は。そんなことさえわからない人にはわからないし、対応もできないでしょう。子どもの心は純粋なのです。さらに外からの暴力や威圧など子どもがそう捉えてしまいことも要因にあります。強い口調、威圧的な対応、子どもを蔑み従わせようとすることに対し子どもは敏感なのです。メンタルが弱いとかよく大人は表現します。違うのです。純粋な子どもの心だからなのです。とにかく要因は複雑に交差しているのです。