26 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 10 2023/03/29 今日の学校教育が直面している課題 (子供たちの多様化) 『このような中で,学校は,全ての子供たちが安心して楽しく通える魅力ある環境であることや,これまで以上に福祉的な役割や子供たちの居場所としての機能を担うことが求められている。家庭の社会経済的な背景や,障害の状態や特性及び心身の発達の段階,学習や生活の基盤となる日本語の能力,一人一人のキャリア形成など,子供の発達や学習を取り巻く個別の教育的ニーズを把握し,様々な課題を乗り越え,一人一人の可能性を伸ばしていくことが課題となっている。』 今、個々に寄り添う体制が果たして本当に出来ているのか。フォローする、伸ばす。幅広い体制。一人ひとりを大切にすることが国の将来を支えることになると思います。単に子ども達が多様化していると評論するのではなく、気づいているのであればしっかりと支援できる体制を早々に取り組むべきです。昔とは違う、当たり前です。子を一人ひとり見ていくから多様性をはじめて感じたのではないでしょうか。十把一絡げではないのです時代は。 一斉画一の教育は、明治から昭和にかけた時代で行われ、それ以前の江戸時代はまさしく年齢にかかわりなく行われ、昭和後期には個を大切にした教育へと変貌してきました。一斉授業の背景には戦争があった。平成から令和にかけては文字通り、個がやっと大切にされ始めています。