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園からの発信

私達の取り組む保育 シリーズNo.6 3/7

2022/10/06

保育園の食育

3.食べる量は自分で決めます。

5歳児のお当番と保育士が、配膳を担当します。列に並んだ子どもたちは、自分が食べたい分量を自分で配膳の人に伝えます。セミバイキング!

沢山食べたいときは「いっぱい!」

でも、調子に乗ってリクエストしすぎても、全部食べきらなければいけません。

本当に苦手なものは「ちょっと」。ほんの一口になってしまうこともありますが、やり取りの後は子どもたちの主張した量を尊重します。たとえほんの少しでも、苦手なものを「全部食べられた」という満足感を感じることを、大切に考えています。

食事の量のリクエストは「自己の意思表示」も大きな役割です。自分の気持ちを表現することがこれからの学び、生きるうえでのスキルとなります。

私達の取り組む保育 シリーズNo.6 2/7

2022/10/05

保育園の食育

2.全員で「いただきます!」

午前中の活動を終えた子どもたちが、食事スペースに集まってきます。

3・4・5歳児が一緒に食事をしますが、「一斉に活動を終え、配膳の列に並ぶ」というスタイルではありません。子ども達がそれぞれの遊び・活動を自分のペースでやりきって、充分満足してから食事スペースにやってきます。

そのため、早く来る子もいれば、遊びに集中していてなかなか来ない子も。いち早く席に着いた子どもは、全員がそろうまでじっとがまんです。「こっちだよ~!」とお友達を呼んだり、席でおしゃべりの続きを楽しんだり。

一方、遊びに集中している子や、配膳の列に並びたくない子は様子を伺いながら、ぎりぎりに登場です。

時間が来たので給食ですといった声掛けはしません。給食の準備が整ったら給食、出来上がったら給食、といった概ねの時間を目標に調理のスタッフが作ってくれます。さらに畑で獲れた野菜を調理してもらった時など、例えば「みんなが収穫を手伝ってくれた野菜を食べよう」といった声かけをすることにより子どもの食への意欲もさらに増してきます。

私達の取り組む保育 シリーズNo.6 1/7

2022/10/04

保育園の食育

私たちは同じ理念で取り組んでいる園から「食」についても学んでいます。

東京新宿区にある園では、都会にあるために屋上やテラスでのプランタ栽培、保育室の一部に植物工場を設置し、「農育」もとり入れています。

当園では、園舎南側と東側の畑を活用させて頂き、野菜の栽培をしています。園の大きな特徴です。

1.食の環境作り

ふだんは集まりの時などに使うゾーンを、食事ゾーンに兼用しています。

時間になるとテーブルクロスをかけ、一輪挿しの花を置き、食事をするのにふさわしい、楽しい雰囲気を演出。こうしたことも、食の営みの大切な要素です。

現在はコロナ感染防止の一環で、子どもと子どもの間を仕切る形でクリアボードを設置しています。食の環境づくりに反しておりますが、もうしばらくの辛抱と考えています。環境を整え、毎日の楽しい食環境を整えて行きます。

 

私達の取り組む保育 No.5 5/5

2022/10/03

チーム保育(職員集団)

チームでの書類管理

3歳以上児の場合、指導計画や週案は、3歳以上児の担任が集まって、いっしょに立てるようにしています。

話し合いによって広い視野からの指導計画が作れ、「こんなことは、どうだろう?」「別の見方ができるだろうか?」等の意見交換も活発におこなわれます。

自由保育などの時間帯は、すぐに気付いた事を記入できるよう、身近に、用紙を置いておきます。担任している子どものことだけでなく、いつでも、誰か気がついた保育者が、その場でメモできるようになっています。

保育日誌・発達経過記録なども、すべて、保育者同士が共有し、あとから検証し話し合うことでその子の次の課題を見つけ、見守ることにつなげています。

全ての担当で子どもを見ていく視点で計画を立てたり、展開を考えることにより、これまで経験と勘に頼っていた職員個人の力量による保育から、チーム力で子どもを支えることに繋げる取り組みをしています。

私達の取り組む保育 No.5 4/5

2022/09/30

チーム保育(職員集団)

チーム保育をする上での、保育者同士の連携

チーム保育をするとなると、保育者同士の話し合いが大切になってきます。

一人の子どもを判断するときでも、話し合いが持たれます。意見が違う場合も、もちろんあります。その場合は、多様な見方という考え方をして、その中から子どもを支える必要性を考えていきます。職員が一つの理念に向かってチームワークを組み、子どものために力を合わせ、ひとつの職員集団として、保育に取り組んでいるのです。

先にもご紹介しましたが、一人で1つのクラスを担当する弊害よりも 複数の視点で子どもの成長を支えることを理念としています。

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