私達の取り組む保育 シリーズNo.6 7/7 2022/10/13 保育園の食育 ★食事の内容・食材など 同じ理念の保育園では、栄養士を中心に保育園独自の献立を考えています。2週間サイクルで、月の前半14日が一区切り。後半14日も同じメニューです。こうすることで、1回目の喫食状況を観察し、2回目に改善できるようになっています。メニューは和食中心ですが、洋風・中華風も取り入れます。お米は無農薬。野菜・果物はできるだけ無農薬のものを使用しています。 このことを参考に私達の園では、もちろん栄養士が保育園独自の献立を考えています。熊本市の場合には、保育所向けの献立が示されますが、もっと季節感や目の前の子ども達の状況を反映する必要があることから、1か月を単位とした季節感を取り入れた献立を作成しています。もちろん食材は地元産を優先して調達をし、お米も熊本県産米を使用しています。また、アレルギー等にも出来るだけ対応をして、在園児が同じ献立を食べることが出来る日を設けたり、肉や魚を使わず栄養を確保する「粗食の日」も設けています。さらには、量を多く食べるために丼物を月に数回設定しています。
令和5年度(2023年度)新規入所申込書類の配布について 2022/10/13 令和5年度(2023年度)入所申込書類の配布開始は、令和4年(2022年)10月17日(月)から行います。入園を検討されているご家庭はぜひ見学にお越し下さい。 新規申込み受付は、11月1日から11月25日まで、受付時間は8:30から17:30までとなります。
私達の取り組む保育 シリーズNo.6 6/7 2022/10/12 保育園の食育 6.「ごちそうさま」は 各自のペースで 美味しく楽しく食事をした後は、一人ひとりが自分のタイミングで「ごちそうさま」。 ゆっくり食べたい子は、自分のペースで。 次の活動に入りたい子は、自分の興味のあるコーナーで遊びを始めます。 中には一人になってもゆっくり食べている子もいますが、孤食にならないよう保育者が寄り添い最後まで楽しく食べられるように配慮しています お替りしたい子には声を掛け、もちろん食が進まない子にも理由を聞くなどの声かけをして、一人ひとりが満足する食事にしたいと考えています。
私達の取り組む保育 シリーズNo.6 5/7 2022/10/11 保育園の食育 5.コミュニケーションの場として 食事中、トレーの中や床に食べ物がこぼれる事もありますが、このようなアクシデントには、基本的には、保育者はかかわりません。 自分でかたづけられる子は自分で片付けますし、友だちや、年長の子どもの助けを借りて、きれいにすることもあります。 食事の時間が子ども同士の関わりを体験する場にもなっていて、絆や社会性がはぐくまれていきます。 保育においても食事もコミュニケーションの場と位置づけています。家庭で食事をするときも互いの話をしたり、出来事を話したり、有意義な時間です。コロナ禍とはいえ、会話を控える、黙食だと、食べさせられているだけのようにも映ります。
私達の取り組む保育 シリーズNo.6 4/7 2022/10/07 保育園の食育 4.楽しい食事 決まった席はなし。一緒に食べるメンバーも自由です。全員がそろったところで、いただきます!! 食事中は、自由に楽しくおしゃべりをしてかまいません。保育者も、調理員も、栄養士も、その時あいている席に加わって、みんなで楽しくテーブルを囲みます。食事が楽しければ食欲が増し、みんなで一緒に食べれば、同じものを食べていても「おいしい」と感じられます。栄養士・調理師は子どもたちと一緒に食べることを通して、子どもたちの様子を観察し、次の給食作りに反映させています。 現在は、コロナ禍でおしゃべりは出来るだけ慎むようにして、向い合わせを避けてボードで仕切る方法をとっています。コミュニケーションが減り、とても残念な事態ですが、感染を防ぐためには職員も離れて食事を取っており、もう少しの我慢です。学校では「黙食」という新たな取り組みと時間制限があります。食べたい量を食べたいだけ食べたほうが残食はなくなり時間も早く終わります。他者によって「食べさせらる」と自らの意思で「食べる」には大きな違いがあります。