私達の取り組む保育 シリーズNo.3-2 2022/09/16 やる順番を、子どもが選択することもあります。 もちろん「外遊び」「リズム」「制作」のそれぞれを、一通り体験させようとすることもあります。 そんな時でも、一斉に、無理してやらせるのではなく、自分で「選択」するという考え方で進めます。何を選ぶか?ではなく、やる順番の選択を子どもにしてもらうのです。これを「順序性選択」と、呼んでいます。 最初に「外遊び」を選んだ子には、次の機会には「前に外遊びをした子は、今日は制作をしてみましょう」と、やる内容をローテーションするのです。 一方保育者は、最初と同じ自分の得意な活動を担当します。 こうすると、子ども達はすべての活動が偏りなくできますし、まず好きな活動からしているので、 違うことも意外とすんなり取り組みます。
台風14号接近について 2022/09/16 台風14号が接近するとの予報が出ています。18日には熊本県は暴風雨となる予報であります。身の安全を第一に警戒感を強めましょう。台風情報に注意をして、必要に応じて避難等の判断もして下さい。
私達の取り組む保育 シリーズNo.3-1 2022/09/15 ねらいに応じた選択制の保育 子ども達は自分で選択し、自己主張することと同時に、自己責任を持つことも、覚えていきます。それが、我慢をすること・人の話しを聞くこと・自己を抑制しようとする気持ちへとつながっていくのです。 保育の選択性ってなに? たとえば「秋を感じてもらう」という保育のねらいを立てたとき、3・4・5歳児の3人の保育者は、自分の好きな、得意なアプローチを提案します。 「外遊びで、秋を感じてもらう。」「私はリズム遊びで。」「僕は制作で。」そして、子ども達も、自分のやりたい活動を選びます。それぞれのアプローチから、秋を感じてもらうのです。これを「保育の選択性」と言っています。 先日山に行った際には、「自然を感じる」とし、ビオトープで生き物探し、木の実や葉っぱを集めるといった選択をして自然を感じました。様々な活動において、子どもが選択をすることによるこどもの意思の尊重を心がけます。
私達の取り組む保育 シリーズNo.2-5 2022/09/14 子ども主体の保育 自主性から自律。そして他者支援力へ どの子も個性は違います。 しかし、ひとりひとりの主体性を認め、引き出していくと、次第に、他の人と生きることが子どもたちにとって自分の喜びとなっていきます。 この中から、徐々に自分を制御する力、「自律」がうまれてくるのです。 その次には、他人の痛みを知ったり、他人の喜ぶことをしようと手助けする「他者支援力」が生まれてきます。 これらの発達はとても大切なものですが、起こる順序を逆にすることも 飛ばしてしまうこともできません。 子どもの自主性から自律。そして他者支援力へ。 この流れをきちんと保障していくような保育が必要なのです。 人と関わって過ごす中での自律を促す。そして他者の気持ちも分かるように促して行きます。
私達の取り組む保育 シリーズNo.2-4 2022/09/13 子ども主体の保育 体験の大切さ 自ら考え、主体性を持って行動するためには言葉だけの理解ではなく、からだを使ってやってみる・感じてみるという「体験」が大切です。 体験すること。体験によって気付いたこと、感じたことを互いに分かち合うことが大切であり、それを援助することも保育者の重要な役割です。 山の自然活動、畑の活動など日々保育に取り入れています。