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園からの発信

STEAM教育の役割

2022/11/29

繰り返しになりますが、STEAM教育はこれからの時代において、自分で課題を見つけ解決していくために重要な力と言われています。

今の子どもたちが社会に出るころには、”予測不可能な社会”になると言われており、これまでの「先生が教える、生徒は理解して習得する」といった教育スタイルだけでなく、物事に対して自分で課題・解決方法を見つけていく経験を重ねていくことが必要だと言うことです。また、技術がどれだけ革新されても、それを開発したり活用するのは人間です。どんな時代になっていても、自分の力で自分の未来を切り拓いていくために、STEAM教育が大切と言われています。

だからこそ、小学校教育の前倒しではなく、物事を横断的に考えることが出来、自分と違う意見の調整を行うことの礎が必要ではないかと感じています。

自然事象や実験遊びなど、さらにいろいろ取り組んでみたいと思います。

STEAM教育の側⾯

2022/11/28

STEAMの各分野が複雑に関係する現代社会に⽣きる市⺠として必要となる資質・能⼒の育成を志向するSTEAM教育の側⾯に着⽬し,STEAMのAの範囲を芸術,⽂化のみならず,⽣活,経済,法律,政治,倫理等を含めた広い範囲(Liberal Arts)で定義し,推進することが重要である。としています。

文理の枠を超えた学び

2022/11/25

初期のSTEAM教育は、統合型STEM教育にArts(デザイン、感性等)の要素を加えたものと解釈できる。Yakman(2008)では、STEAM教育は学問領域を横断して指導する枠組みであると示している。また、STEAM教育は、エンジニアリングとアーツ(言語や歴史などを含む文科)を通して解釈される科学と技術であり、すべては数学的な要素に基づくものであるとする。

近年は、現実社会の問題を創造的に解決する学習を進める 上で、あらゆる問いを立てるために、Liberal Arts(A)の考え方 に基づいて、自由に考えるための手段を含む美術、音楽、文学、歴史に関わる学習などを取り入れるなどSTEM教育を広く 横断的に推進していく教育と学会では示されているようです。

STEAM教育の⽬的

2022/11/24

STEAM教育の⽬的には,⼈材育成の側⾯と,STEAMを構成する各分野が複雑に関係する現代社会に⽣きる市⺠の育成の側⾯がある。各教科等の知識・技能等を活⽤することを通じた問題解決を⾏うものであることから,課題の選択や進め⽅によっては⽣徒の強⼒な学ぶ動機付けにもなる。⼀⽅で,STEAM教育を推進する上では,多様な⽣徒の実態を踏まえる必要がある。教科等横断的な学習を充実することは学習意欲に課題のある⽣徒たちにこそ⾮常に重要であり,⽣徒の能⼒や関⼼に応じたSTEAM教育を推進する必要がある。としています。

 

STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進

2022/11/22

先週STEAM教育に触れてみました。中央教育審議会はR3.1.26.に答申を纏めています。

AIやIoTなどの急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日、文系・理系といった枠にとらわれず、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められています。
文部科学省では、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)に加え、芸術、文化、生活、経済、法律、政治、倫理等を含めた広い範囲でAを定義し、各教科等での学習を実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習を推進しています。

保育所等では、小学校の前倒し教育ではなく、子どものこれからの学びにつながる活動を取り入れ、意識して取り組んで行きたいと考えています。

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