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園からの発信

52 「令和の日本型学校教育」の姿 8

2023/05/09

子供の学び

『 ○ 「協働的な学び」においては,集団の中で個が埋没してしまうことがないよう,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげ,子供一人一人のよい点や可能性を生かすことで,異なる考え方が組み合わさり,よりよい学びを生み出していくようにすることが大切である。「協働的な学び」において,同じ空間で時間を共にすることで,お互いの感性や考え方等に触れ刺激し合うことの重要性について改めて認識する必要がある。人間同士のリアルな関係づくりは社会を形成していく上で不可欠であり,知・徳・体を一体的に育むためには,教師と子供の関わり合いや子供同士の関わり合い,自分の感覚や行為を通して理解する実習・実験,地域社会での体験活動,専門家との交流など,様々な場面でリアルな体験を通じて学ぶことの重要性が,AI技術が高度に発達するSociety5.0時代にこそ一層高まるものである。』

 

なんとなく流れに沿うだけでもなく、もちろん流れに沿って学びを進めることも大切です。それこその場に合わせるといったことも大切ですが、やはり自分の意志や主張も大切であり、異なる考え方の場合にどう折り合いをつけることができるか、協調性だけでもなく、相手の意見も尊重して、折り合いをつけるためにはそれまでに人との関係性をどのような工夫で構築してきたか。そのことも大切になる気がします。だからこそ幼いころからわがままだけでなく、ぶつかり合いはあるものの協調性を育んでいくことが大切だと思います。

 

 

号外 ハリーとハニーがやってきた!

2023/05/08

福岡ソフトバンクホークスのマスコット「ハリーホーク」と「ハニーホーク」が、まんごく保育園に来てくれました。5/9に県営藤崎台球場で行われる福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムの試合に先立ち、球団イベント「ファイト九州!」の一環と野球振興の一環での訪問です。野球の体験にひまわり組が挑戦しました。他のクラスは応援です。

昨今、少子化で部活動人口の減少、ましてや野球人口は激減しています。子ども達が楽しく、多くのスポーツを体験する機会が減ってきています。減少の加速化に場所がない、お金がかかる、部活では厳しい練習、時間を取られる。時代とともに変化が必要ですが、やはり勝利至上主義にこだわるがため、意欲をなくす、追いつめるなど間違った厳しさのみを求める事もあると思います。この現代においてもネットや新聞紙上で昭和的、化石的な指導と思われる 時代を逸脱した指導が取り上げられます。子どもの人権、自主性、主体性など配慮がなされないことも多く見受けます。子ども達が楽しく様々なスポーツにかかわることや体験ができることが大切です。子どもは大人の持ち駒ではないはずです。そういった中、昨年はワールドカップサッカーでの日本チームの活躍、今年はWBCでの日本チームの優勝、子ども達も話題に触れる機会もありました。地元九州を拠点とした福岡ソフトバンクホークスさんからのお話を受け、楽しい体験となりました。子どもの笑顔が一番です!ありがとうございました。

 

51 「令和の日本型学校教育」の姿 7

2023/05/08

子供の学び

『「個別最適な学び」が「孤立した学び」に陥らないよう,これまでも「日本型学校教育」において重視されてきた,探究的な学習や体験活動などを通じ,子供同士で,あるいは地域の方々をはじめ多様な他者と協働しながら,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,様々な社会的な変化を乗り越え,持続可能な社会の創り手となることができるよう,必要な資質・能力を育成する「協働的な学び」を充実することも重要である。』

 

当園でも小学生の探求的な学習に協力してきました。地域にある保育所として職員数や園児数、仕事の内容などインタビュー形式で行い、学習の協力をしてきました。子どもたち自身が地域のことを知る、さらにその職業について調べる、地域での役割について学ぶ。机上だけではできない学習になっています。中学生のナイストライも職業体験の場ではありますが、地域を知ること、存在を知ること、役割を知ることはとても有用なことと感じており依頼があれば協力をしています。

50 「令和の日本型学校教育」の姿 6

2023/05/02

子供の学び

『ICTの活用により,学習履歴(スタディ・ログ)や生徒指導上のデータ,健康診断情報等を蓄積・分析・利活用することや,教師の負担を軽減することが重要である。また,データの取扱いに関し,配慮すべき事項等を含めて専門的な検討を進めていくことも必要である。

○ 子供がICTを日常的に活用することにより,自ら見通しを立てたり,学習の状況を把握し,新たな学習方法を見いだしたり,自ら学び直しや発展的な学習を行いやすくなったりする等の効果が生まれることが期待される。  国においては,このような学習者やICT活用の視点を盛り込んだ「個別最適な学び」に関する指導事例を収集し,周知することが必要である。』

子ども一人一人としっかり向き合い、支援していく方策を望みます。できるできない、点数が高い低いではなく、もちろん道徳観や倫理観を含めて固定概念ではなく一人一人と向き合う体制が理想ですよね。排他するなどはもってのほかであってはならないことでありますが、生徒も学校側も互いに向き合う姿勢も大切です。

 

 

49 「令和の日本型学校教育」の姿 5

2023/05/01

子供の学び

『これからの学校においては,子供が「個別最適な学び」を進められるよう,教師が専門職としての知見を活用し,子供の実態に応じて,学習内容の確実な定着を図る観点や,その理解を深め,広げる学習を充実させる観点から,カリキュラム・マネジメントの充実・強化を図るとともに,これまで以上に子供の成長やつまずき,悩みなどの理解に努め,個々の興味・関心・意欲等を踏まえてきめ細かく指導・支援することや,子供が自らの学習の状況を把握し,主体的に学習を調整することができるよう促していくことが求められる。』

 

担任だけでなく多くの先生が、その子のおかれている環境や背景を理解し支援する体制も引き続き続けてほしい。それがこれまで培ってきた日本の学校教育です。一人の生徒も不幸にさせない。すべての生徒が幸せになることが大切です。

「寄り添う」このことが大切です。

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