MENU CLOSE
TEL

園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 60

2024/12/23

③幼児期の教育の質保障のために必要な人材確保・定着等

(ウ)幼児教育施設の勤務環境の改善

(ICT環境の整備の推進)

○ 幼児教育施設における事務作業の多さが先生の大きな負担感につながり、職務満足感を低下させるとともに、体調不良者を増加させているとの調査結果が報告されている。事務作業の負担軽減や働き方改革を推進するため、幼児教育施設におけるICT環境の整備を図ることが必要である。

○ ICTの導入により、保護者との連絡、業務日誌や指導計画の作成、出欠の記録や会計処理など様々な事務を効率化し、事務負担の軽減につながったほか、先生でなければできない教育活動の時間等の確保につながるなど、幼児教育施設におけるICT導入の効果の実感は高いとの報告がある。

○ また、ICTはドキュメンテーションやポートフォリオ等による先生同士の子供理解の促進、研修内容の充実、家庭や地域と効果的につながるためのコミュニケーション・ツールとして、一層積極的に活用していくことが期待されている。

○ さらに、新型コロナウイルス感染症の流行の影響により、オンライン研修が増加する中、従前より研修に参加しやすくなったとも言われている。幼児教育施設においては、時間の余裕がなく研修に参加したくても参加できない、研修に参加させたくても参加させることができないという現状があることに鑑みれば、オンライン研修は先生の研修機会を拡大させる重要な取組であり、そのためにも幼児教育施設におけるICT環境の整備は必須であると考えられる。

 

ICT環境整備の資金は国が用意して欲しいですね。補助ではなく設置費用を賄ってもらわなければ進みません。園の運営の中でその費用を捻出することはできないのです。パソコンもクラスに1台最低限必要なのです。どうにかして欲しい!が今の意見です。

top