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園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 21

2024/10/28

(2)目指す方向性

①子供の発達の段階を見通した架け橋期の教育の充実

○ 幼児期に培った資質・能力は、生涯にわたり重要なものであり、それを小学校において更に伸ばしていくことが必要である。一方、幼児教育と小学校教育においては、教育課程の構成原理など様々な違いを有することから、とりわけ義務教育の開始前後の5歳児から小学校1年生の2年間の「架け橋期」は、幼保小が意識的に協働して子供の発達や学びをつなぐことにより、生涯にわたる学びや生活の基盤をつくることが重要である。幼保小においては、架け橋期の円滑な接続をより一層意識し、乳幼児期の子供それぞれの特性など発達の段階を踏まえ、一人一人の多様性や0歳から18歳の学びの連続性に配慮しつつ、教育内容や指導方法を工夫することが重要である。

○ 特に小学校入学前後の架け橋期は、子供が幼児教育施設における遊びを通した学びや成長を基礎として、小学校において主体的に自己を発揮しながら学びに向かうことを可能にするための重要な時期である。そのため、小学校の入学当初においては、幼児期において自発的な活動としての遊びを通して育まれてきた資質・能力が、低学年の各教科等における学習に円滑に接続するよう教育活動に取り組むことが求められる。

 

まず誰が見通すのでしょうか。学校の先生方は転勤もあり、担当学年の変更もあります。そういった中での子ども一人一人を見通すには様々な記録も大切ですが、子ども一人一人の特徴を受け止めることのできる職員も必要です。教科担当だけの先生も必要です。専門的な教科担当教員も必要です。授業サポートの教員も必要です。保健、カウンセラーの先生も必要です。その上でどう、だれが就学前の施設とつながりを持っていただけるのでしょうか。充実した教育環境には専門的知識を持った職種も必要です。ここの改善が先なように感じています。こういった取り組みを行う自治体こそ住みやすい街ではないのでしょうか。ただ単にいろいろなものが無償化されるより、ストレスなく学校教育に進むことが出来たり、充実した支援や学習体制が取れる自治体にこそ魅力を感じます。

 

 

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