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園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 6

2024/10/04

このうち、幼児教育と小学校教育の接続については、「幼保小の接続期の教育の質的向上に関する検討チーム」を設置し、幼保小の接続に関する取組を進めるに当たって、関係者で共有し大切にしたい視点、進め方のイメージ、必要な体制整備の内容を含む「幼保小の架け橋プログラムの実施に向けての手引き(初版)」及び「幼保小の架け橋プログラムの実施に向けての手引きの参考資料(初版)」の素案を取りまとめた。

また、同チームの下に、「幼保小接続期の教育の質保障の方策に関するワーキンググループ」を設置し、教育の質保障の観点から、今後求められる幼児期及び幼保小接続期の教育の姿、現状と課題、今後の方向性について検討を行い、「報告書」を取りまとめた。

これらを踏まえ、本特別委員会において審議を行い、令和4年3月に「幼保小の架け橋プログラムの実施に向けての手引き(初版)」(以下、「手引き」という。)(参考資料1)及び「幼保小の架け橋プログラムの実施に向けての手引きの参考資料(初版)」(参考資料2)を取りまとめるとともに、今般、本「学びや生活の基盤をつくる幼児教育と小学校教育の接続について~幼保小の協働による架け橋期の教育の充実~」(以下、「審議まとめ」という。)を取りまとめた。

 

架け橋期の教育の充実については、この文言ではいわゆる年長児と小学1年生のように感じてしまいますが、0歳児からにお学びとして受け止められてはいるものの、世の中には単純にその接続だけに視点を置く方もいます。就学前の保育においては、0歳児から、さらには入園してからだけでなく家庭においての保育の状況も踏まえた育ちや成長が大切なのです。どの子も同じように同じ時期に同じようなことができるのではないです。環境によって経験値も違うし、成長も様々なのです。だから個々の成長に応じた支援が必要で、そのことが叶うことができることこそ質と言われることなのです。子ども達が先生の言うように言葉だけで指示に従うことができることは少し違うように思います。同じ年齢に同じようにできるようにしてきた戦中戦後の学校教育は今の時代には合わないのです。個の尊重、人としての尊重が先なのです。

 

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