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園からの発信

シリーズ6 はじめの100か月の育ちビジョン29

2024/08/28

2.幼児期までのこどもの育ちの5つのビジョン

(3)「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える

<②乳児期>

○危険や疾病から生命を守ることなど、生きるために基本的なことの全てにおいて、保護者・養育者や直接接するおとなに依存する時期であり、「アタッチメント(愛着)」を形成するはじめの重要な時期でもある。また、保護者・養育者にとって、子育て期の中でも特に大変さを感じやすい時期であり、こどもの育ちの質を保障する観点からも、産後の母親・父親の支援や、保護者・養育者が子育てについて学んだり、喜びや悩みを共有したりする場があること、保護者・養育者の子育ての負担感や孤立感の緩和等を全ての人で支えていくことが必要である。

○育ちを切れ目なく支える観点から、こどもの誕生前後で大きく生活環境が変わる保護者・養育者に対して、支援を求めにくい事情がある人も含め、妊産婦・乳幼児の健診や地域子育て支援など様々な機会を活用し、多職種による重層的な支援を届けることが重要である。

 

生まれてすぐから様々な支援があることも周知いただきたい。出産して退院時に病院からの説明で初めて知る支援も多く、生まれてからの支援についてももっと事前に周知することも大切であり、この支援をもって子どもを授かりたいと思う人が多くなってくれるのではないでしょうか。

 

 

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