MENU CLOSE
TEL

園からの発信

シリーズ6 はじめの100か月の育ちビジョン9

2024/07/30

・はじめの100か月の育ちビジョンの目的

(こどもから見て切れ目のない保障)

○一人一人のこどもの成長に目を向けると、誕生前後、就園前後、小学校就学前後と、いくつか大きな節目はあるものの、本来こどもの発達は、一人一人違うペースで、絶えることのない連続性の中で進む。「こどもまんなか」の発想に立ち返れば、年齢や学年の事情で引かれた線が、こどもの育ちの大きな切れ目にならないよう、環境(社会)の不断の改善を図っていく必要がある。

○また、こどもは日々の生活において、複数の場や異なる関係性の人との関わりの中で育っており、その環境(社会)は間接的に影響するものも含めて多層的に広がっているものの、こどもの育ちという視点から見ると、家庭、幼児教育・保育施設、こどもの育ちに関する関係機関、地域等のこどもの育ちを支える場を含めた環境(社会)は全てつながっている。「こどもまんなか」の発想に立ち返れば、これらの環境(社会)に関わる人が緊密に連携し、それぞれが「点」でこどもの育ちを捉えるのではなく、本ビジョンの理念や基本的な考え方を共通言語として共有し、できる限り、それぞれの「点」での支えが横につながった「面」のネットワークで育ちを支える環境(社会)を構築していく必要がある。

 

どこから見ても切れ目のない保障は、子どもの成長において多角的にとらえていく必要があります。医療や介護もですが、申出しなければ支援は受けることができないでは知っている人だけためにしかなりません。プッシュ型でも必要です。寄り添い、伴走しながらの支援も大切です。担当者が変わると分からなくなる制度でもダメなのです。コーディネーター、子どものためのソーシャルワーカーも必要ではないでしょうか。

 

top