こども大綱26 2024/04/16 (こども・若者の可能性を拡げていくためのジェンダーギャップの解消) こども・若者が、性別にかかわらず、様々な可能性を拡げていくことができるよう、学校教育と社会教育において男女平等の理念を推進する教育・学習の一層の充実を図る。性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する理解を深めるため、心身の発達に応じた教育及び学習の振興並びに広報活動等を通じた知識の着実な普及、相談体制の整備等に努める。 こどもに身近な存在である教職員が固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)を持つことがないよう、男女共同参画を推進するための研修や周知啓発等の取組を推進する。 女子中高生の理工系分野への興味・関心を高め適切に進路を選択することが可能となるような取組を支援するとともに、大学が企業等と連携して行う理工農系分野に進学する女子学生への修学支援の取組を促進する。 様々な世代における固定的な性別役割分担意識の解消に資する取組に関する啓発や情報発信を進める。 「リケジョ」とか話題にもなりました。理工農系においては研究等に多くの時間を要したりすることも多く、どうしても日本においては、女性は家庭を守るといたことが強く残っていたために、そうした理工農系に女性はなかなか職務として付く機会がなかった。さらに結婚して家事や出産は女性の仕事、子育てや家事も女性の仕事としての概念が強く残っています。さらには知らず知らずに固定概念もありますよね。保育の世界もそうです。保育、子守は女性。そうでしょうか、今はどの各家庭においても父親が子育てに当たり前ですが関わります。オムツを替える、ミルクを飲ませる、着替えをさせる。どこの家庭においても日常に父母平等に行っている社会になっては来ました。これまでの古い体質や考えでは新たな物は生まれない。これからの核家族や社会においては通用しない考えに気づいて欲しいです。もちろん理工系に女性が進出することによる新たな展開や可能性、新たな視点も出てくるはずです。男だけが考えるではないと思います。男女平等や社会参画についても時代に合わせて変えていく必要があります。一方、母性や父性といった考えも大切です。保育は母性や父性の両方が必要なのです。