教育・保育要領解説49 2024/02/22 オ 社会生活との関わり 3 保育教諭等は園児の関心に応じて、絵本や図鑑や写真、新聞やインターネットで検索した情報、地域の掲示板から得られた情報などを、遊びに取り入れやすいように見やすく保育室に設定するなどの工夫をし、園児の情報との出会いをつくっていく。その際、家族から聞いたり自分で見付けたりするなど園児なりに調べたことを加えたり、遊びの経過やそこで発見したことなどを、園児が関わりながら掲示する機会をもったりすることも考えられる。ときには保育教諭等がモデルとなり、情報を集める方法や集めた情報の活用の仕方、そのことを周囲に伝える方法などがあることに気付かせ、園児が楽しみながら体験できるようにすることが大切である。 こうした乳幼児期の身近な社会生活との関わりは、小学校生活において、相手の状況や気持ちを考えながらいろいろな人と関わることを楽しんだり、関心のあることについての情報に気付いて積極的に取り入れたりする姿につながる。また、地域の行事や様々な文化に触れることを楽しんで興味や関心を深めることは、地域への親しみや地域の中での学びの場を広げていくことにつながっていく。 図鑑や写真の提示、実物の提示矢見る経験を大切にしています。「百聞は一見に如かず」、こういったことが子どもの興味や関心につながり、社会生活とのつながりを感じたり、さらに地域の方々との交流も含めて親しみや学びも広がっていきます。この記載部分も大切にして活動を行っていきたいと思います。教職員も自分の興味あるものだけでなく、深い理解まではできませんが、幅広い見地、社会での話題などの知見も必要だと思います。世の中に敏感であることが必要なようです。 出典 熊本県観光協会、御船町観光協会