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園からの発信

Ⅱ 令和の日本型学校教育 51

2023/09/14

6.遠隔・オンライン教育を含むICTを活用した学びの在り方について

(2)ICTの活用や,対面指導と遠隔・オンライン教育とのハイブリッド化による指導の充実

⑧ICT人材の確保

○ICTを活用した学びを充実するため,その技術や活用に知見を有するGIGAスクールサポーター109,ICT支援員といったICT人材の確保を促進するべきである。その際,企業や大学とも連携し,地方公共団体がICT人材を確保しやすい仕組みを構築するとともに,地方公共団体のICT人材の確保や遠隔によるサポートも含めた活用の事例を収集して全国に展開することが必要である。

○とりわけ,ICT支援員は,学校における教員のICT活用(例えば,授業,校務,教員研修等の場面)をサポートすることを想定しており,教師とICT支援員が連携することにより,ICTを活用した授業等を教師がスムーズに行うことができると考えられるため積極的な活用が求められる。

○また,事務職員についても,ICTを活用した教育活動に必要な人的・物的資源等の調整・調達などを通して積極的に参画できるよう,ICTに関する研修等の充実を図ることが重要である。

○さらに,教育委員会において,外部人材の活用も含めてICTに関する専門性を有した人材の意思決定を伴う立場への配置を促進するとともに,ICT環境整備(セキュリティ含む)に関する計画策定,ICTを活用した効果的な指導方法等について助言・支援を行うICT活用教育アドバイザーの活用を推進する必要がある。

学校の職員の概念も変わっていかなければなりません。授業を行う教員も専門性をもっての専科の授業、事務や用務員さんたちもさらに必要の感じます。さらにははやり一般企業等でICTに詳しい職員とスキルアップする教員によって構成されつつあります。しかし繰り返しますが、教えるだけ、使いこなすだけでなく子ども同志の関係や人との関係構築、家庭をも配慮できる職員が必要な時代です。管理者もこれまでの経験だけでなく、新たに取り組む姿勢を示していかなければ役割としては不十分な時代となるのでしょう。

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