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園からの発信

Ⅱ 令和の日本型学校教育 49

2023/09/12

6.遠隔・オンライン教育を含むICTを活用した学びの在り方について

(2)ICTの活用や,対面指導と遠隔・オンライン教育とのハイブリッド化による指導の充実

⑤高等学校における遠隔授業の活用

○高等学校における同時双方向型の遠隔授業の実施について,単位数の算定,対面により行う授業の実施などの要件の見直しを行い,教師による対面指導と遠隔授業を融合させた柔軟な授業方法を可能とし,多様かつ高度な学習機会の充実を図るべきである。

⑥デジタル教科書・教材の普及促進

○教科書は,児童生徒に国民として必要な基礎的・基本的な教育内容の履修を保障するための各教科の主たる教材として,学校教育において重要な役割を果たしている。その役割を一層効果的に果たすことが期待される学習者用デジタル教科書については,1人1台端末環境が整備される中,ICTを活用した取組の一環として,普及促進を図ることが重要である。このため,学習者用デジタル教科書の今後の在り方等について,その効果・影響等について検証しつつ,使用の基準や教材との連携の在り方も含め,学びの充実の観点から検討を行うことが必要である。また,当該検討結果を踏まえた本格的な導入が見込まれる令和6年度の小学校用教科書の改訂までの間においても,紙の教科書との併用が可能な環境の下で,学習者用デジタル教科書・教材の学校現場における使用が着実に進むよう普及促進を図る必要がある。

 

デジタル教科書が出現するのでしょうね。デジタル化が進む社会とはどうなるのか、昭和世代の我々には未来社会がもう目の前に来たといったところです。ICTの利用はあくまでも学校の授業が充実することであり、そのことが生徒の学習の充実に向けられ、かつ、教員の負担軽減と両立が必要に思います。今はデジタル化により教員の負担がさらに増している状況ではないでしょうか。専門スタッフの充実も必要だと感じます。

 

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