91 (3)ICT環境整備の在り方 2023/07/03 ○GIGAスクール構想により配備される1人1台の端末は,シンプルかつ安価なものであり,この端末からネットワークを通じてクラウドにアクセスし,クラウド上のデータ,各種サービスを活用することを前提としている。このため,学校内のみならず学校外とつなぐネットワークが高速大容量であること,地方公共団体等の学校の設置者が整備する教育情報セキュリティポリシー等において,クラウドの活用を禁止せず,必要なセキュリティ対策を講じた上でその活用を進めることが必要である。 ○また,小学校,中学校段階のみならず,多様な実態を踏まえつつ高等学校段階においても1人1台端末環境を実現するとともに,各学校段階において,端末の家庭への持ち帰りを可能とすることが望まれる。さらに,数年後に迎える端末の更新については,出来るだけ早急に関係者間で丁寧な検討を行っていくことが必要である。 ○さらに,デジタル教科書・教材等の普及促進や,学習履歴(スタディ・ログ)や学校健康診断情報等の教育データを蓄積・分析・利活用できる環境の整備,ICTを活用した学びを充実するためのICT人材の確保,ICTで校務を効率化することによる学校の働き方改革の実現などが重要である。 時代に合わせて活用できるものはどんどんと活用していく必要があります。しかし特にICT化によって大人も子どももあらゆる情報を手に入れるツールがあるわけで、さらには発信することもできる。「モラル」、規律の損失、倫理観の欠如で裁判にもなっています。人を陥れたり、批判したり、道徳心や倫理観も早急に改善警告していく必要もあろうかと感じます。誰もが発信できる。特に匿名での投稿など法的整備も必要であり、児童生徒が犯罪に巻き込まれることも起きています。ネットに挙げると消えることはない、SNSも同じで、発信してしまうと消そうと思っても消せないことも多く、最終的には自らを苦しめることにもつながります。そのことを児童生徒、保護者も今一度危機感を持つ必要がありますね。