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園からの発信

44 2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿 2

2023/04/24

『このためには,明治から続く我が国の学校教育の蓄積である「日本型学校教育」の良さを受け継ぎながら更に発展させ,学校における働き方改革とGIGAスクール構想を強力に推進しながら,新学習指導要領を着実に実施することが求められており,必要な改革を躊躇なく進めるべきである。

その際,従来の社会構造の中で行われてきた「正解主義」や「同調圧力」への偏りから脱却し,本来の日本型学校教育の持つ,授業において子供たちの思考を深める「発問」を重視してきたことや,子供一人一人の多様性と向き合いながら一つのチーム(目標を共有し活動を共に行う集団)としての学びに高めていく,という強みを最大限に生かしていくことが重要である。

誰一人取り残すことのない,持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に向け,学習指導要領前文において「持続可能な社会の創り手」を求める我が国を含めた世界全体で,SDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいる中で,ツールとしてのICTを基盤としつつ,日本型学校教育を発展させ,2020年代を通じて実現を目指す学校教育を「令和の日本型学校教育」と名付け,まずその姿を以下のとおり描くことで,目指すべき方向性を社会と共有することとしたい。』

 

考え方の基本が、誰一人取り残すことのない,持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現としており、この理念を大切に、これまでの取り組みや経緯を尊重しつつも新たな時代の日本の教育に期待しましょう。もちろんそこには私たちすべての社会の理解と共有が大切です。

 

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