22 変化する社会の中で我が国の学校教育が直面している課題 6 2023/03/23 今日の学校教育が直面している課題 (子供たちの多様化) 『特別支援学校や小・中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒は増加し続けており,小・中・高等学校の通常の学級においても,通級による指導を受けている児童生徒が増加するとともに,さらに小・中学校の通常の学級に6.5%程度の割合で発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒(知的発達に遅れはないものの学習面又は行動面での著しい困難を示す児童生徒)が在籍しているという推計もなされている。また,特別支援学校に在籍する子供たちの約3割弱は,複数の障害を併せ有しており,視覚と聴覚の双方に障害のある「盲ろう」の子供たちもいる。 さらに,特定分野に特異な才能のある児童生徒の存在も指摘されている。』 就学前の施設においても同様です。子どもの多様化や家庭環境や生活環境の多様化は顕著です。しかし、どのような環境であっても等しく育ちを支えるためにどうするか。ここを国として、もっと現場の声や実際に現場を見て必要な支援や対策をして欲しいものです。施設設備、人的配置、環境整備きりがありませんが、今を生きる子どもに最大限の支援や家庭への支援ができる体制が欲しいですね。支援の必要のあるなしにかかわらず、同じクラスで教育を受けることのできるインクルーシブ教育の充実が必要です。