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園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 61

2024/12/24

③幼児期の教育の質保障のために必要な人材確保・定着等

(エ)幼児教育施設の安全・安心な環境の確保

○ 幼児教育施設においては、子供の発達の段階等を踏まえながら、子供の主体的な活動が促されるよう、子供の安全・安心な生活を確保することが必要である。そのためには、安全教育の充実と安全管理の徹底を行い、子供を取り巻く環境の変化を踏まえて、幼児教育施設の安全に関する在り方を不断に見直していくことや、全ての子供が個人として尊重され、その基本的人権が保障されるとともに、子供一人一人の特性に応じた保育が行われることが必要である。

○ 安全教育では、日常生活の場面で、幼児期の子供が危険な場所、危険な遊び方などが分かり、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付けることができるようにすることが重要である。同時に、子供の年齢(発達とそれに伴う危険等)、場所(保育室、園庭、トイレ、廊下等における危険等)、活動内容(遊具遊びや活動に伴う危険等)に留意しながら、幼児教育施設での安全を確保するための環境整備が重要である。

 

安全安心な環境は切りがありません。逆に子ども自身の危機管理能力を育むにはどのような環境が大切なのでしょうか。例えば都会において道路事情から散歩に行かないとします。しかし小学校に行くと道路を通って登校することになります。どこで学ぶのでしょうか。日々車での登園で散歩の経験がない、行かずともそういった環境が園内の整備されていればいいのですが、それは困難です。室内だけでなく、屋外、地域に出て初めて危機回避能力も育まれるものではないでしょうか。もちろん保護者からすればケガなどもってのほかかもしれませんが回避する力も必要であることもご理解いただかねば学校への通学には結びつかないと考えられます。

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