MENU CLOSE
TEL

園からの発信

幼保小の協働による架け橋期の教育の充実 41

2024/11/26

○ 子供の健やかな成長のためには、幼児教育施設と家庭や地域がそれぞれの有する教育機能や役割を互いに発揮し、支え合いながら、一体となって子育てに取り組むことが必要である。

○ 近年の子供は、情報化が急激に進んだ社会の中で多くの間接情報に囲まれて生活しており、自然や地域の文化(伝統的な遊びや行事等)に触れたり、地域で異年齢の子供と遊んだり、働く人と触れ合ったり、高齢者をはじめ幅広い世代と交流したりする等の直接的・具体的な体験が不足しているとの指摘がある。

○ また、保護者は、新型コロナウイルス感染症の影響により、親学級の休止、ママ友・パパ友・先輩との交流、産後ケアや家事代行・子育て支援サポートの利用、里帰りなどが控えられ、育児に関する情報と支援が得られにくくなり、子育てや教育に関する情報をSNS等から得ているとの指摘がある。核家族化や地域での関わりの希薄化等もその背景にあると考えられるが、インターネットの情報は我が子の状況に合ったものとは限らず、多くの情報に振り回されるおそれもあるとの指摘もある。

記述は核家族化の影響での現状からの指摘です。家庭だけで過ごすことや感染症等によってより孤立感、社会との接触も少なくなったことは事実です。地域の行事に参加することも今はほとんどありませんし、地域自体そういった交流の場は限られてくるのではないでしょうか。希薄かともいわれることがどんどん進んでいます。地域の活性化も大切なことです。インターネットで社会につながることも大切で大切かも知れませんが人と人との交流があって社会は成り立つものです。地域にそう言った交流の機会がないからこそ学校や保育施設における役割もあるように思います。

 

top